
『飼い葉の桶で(かいばのおけで/Away in a manger)』は、キリストの降誕(キリストのこうたん)を題材にした賛美歌。1885年頃にルター派の日曜学校(Sunday School)で用いる教科書の中で最初に登場する。
この教科書には今日知られる一番と二番の歌詞が登場するが、その作者は不明とされている。三番の歌詞は、1904年にニューヨークシティの Dr. John McFarlandによって追加されたもの。.この歌詞には主に2つのメロディーが用いられるようだが、そのどちらのルーツも明らかになっていないようだ。
ちなみに、クリスマスはそれ自体がイエス・キリストの降誕(誕生)を祝うキリスト教の記念日・祭日である。ルカ福音書によれば、キリスト降誕の際、宿屋が混んでいたために通常の寝室には泊まれず、イエスを飼い葉桶に寝かせたとされている。なお、「飼い葉(かいば)」とは、牛や馬などに与えるエサ用の牧草・干し草・わらのこと。
ところが、彼らがベツレヘムに滞在している間に、マリヤは月が満ちて、初子を産み、布にくるんで、飼葉おけの中に寝かせた。客間には彼らのいる余地がなかったからである。
さて、この地方で羊飼たちが夜、野宿しながら羊の群れの番をしていた。すると主の御使(みつかい)が現れ、主の栄光が彼らをめぐり照らしたので、彼らは非常に恐れた。
御使(みつかい)は言った、「恐れるな、見よ、すべての民に与えられる大きな喜びを、あなたがたに伝える。 きょうダビデの町に、あなたがたのために救主がお生まれになった。このかたこそ主なるキリストである。 あなたがたは、幼な子が布にくるまって飼葉おけの中に寝かしてあるのを見るであろう。それが、あなたがたに与えられるしるしである」。
するとたちまち、おびただしい天の軍勢が現れ、御使と一緒になって神をさんびして言った、 「いと高きところでは、神に栄光があるように、地の上では、み心にかなう人々に平和があるように」。
御使たちが彼らを離れて天に帰ったとき、羊飼たちは「さあ、ベツレヘムへ行って、主がお知らせ下さったその出来事を見てこようではないか」と、互いに語り合った。 そして急いで行って、マリヤとヨセフ、また飼葉おけに寝かしてある幼な子を捜しあてた。
<引用元:ルカによる福音書 第2章 第6節~第16節 by M.Kato>
Away in a manger,
no crib for a bed,
The little Lord Jesus laid down
his sweet head.
The stars in the sky
looked down where he lay,
The little Lord Jesus
asleep in the hay.
The cattle are lowing,
the baby awakes,
But little Lord Jesus
no crying he makes.
I love Thee, Lord Jesus,
look down from the sky
And stay by my cradle
til morning is nigh.
Be near me, Lord Jesus,
I ask Thee to stay
Close by me forever,
and love me, I pray.
Bless all the dear children
in thy tender care,
And take us to heaven,
to live with Thee there.