『ママがサンタにキッスした(I Saw Mommy Kissing Santa Claus)』は、50年代前半アメリカでヒットしたクリスマスソング。マイケル・ジャクソンが少年期にボーカルを務めた5人組グループ「The Jackson 5(ジャクソン・ファイブ)」の歌でも広く知られている(この時のマイケルはまだ12歳前後)。
歌詞の内容は、夜中にこっそり起き出した少年が、ヤドリギの下でママがサンタにキスしてるのを見かけて面白がってる様子が描かれている。ジャクソン5のバージョンでは、「パパが知ったら面白いことになるぞ。パパに言いつけちゃおう。」とユーモアたっぷりの内容で、翌朝少年はパパにさっそく昨日の事を報告するが、パパはまったく取り合ってくれなかったというオチ付き。
歌詞の中では、ママはサンタにヤドリギの下(Underneath the mistletoe)でキスをしている。ヤドリギとは、他の樹木の枝の上に宿るように寄生するユニークな植物で、時には宿主に根を指して水分や養分を吸い取るため、「吸血鬼」的な扱いを受けることも。英米圏ではこのヤドリギに関してロマンチックな慣習が存在する。ネットで「ヤドリギ キス」で検索してみると、次のような興味深い慣習が見つかった。
いずれもクリスマス限定の軽いイベント的な扱いのようで、必ずしも誰もが額面通りに受け取ってはいないようだが、普段から気のある異性にアプローチする一大チャンスとして、クリスマスパーティーを盛り上げる一つの大事な慣習として今も受け継がれているようだ。ちなみに、この習慣の起源については古代ケルト人の儀式や北欧神話など様々な説があるが、どれも決定的ではないとのこと。




