メアリーズ・ボーイ・チャイルド
Mary's Boy Child

ハリー・ベラフォンテの優しい歌声が心地よいクリスマスソング

ハリーベラフォンテやボニーMなどのカバーで知られるクリスマスソング『メアリーズ・ボーイ・チャイルド Mary's Boy Child』。

曲名の意味は「聖母マリアの幼な子」。歌詞では、クリスマスにおけるベツレヘムでのイエス降誕が歌われている。

元々はカリブ海のカリプソ・スタイルで作曲された楽曲だという。

作曲者は、黒人霊歌・ゴスペル作品を残したアメリカの作曲家・俳優ジェスター・ヘアーストン(Jester Hairston/1901-2000)。

彼は友人の誕生日パーティ向けに作曲を依頼され、陽気なカリプソ・ミュージックでオリジナル曲を書き上げた。

それから時が経ち、ある合唱団からクリスマス向けの新しい合唱曲の制作を依頼された際、以前に誕生日パーティ向けに作曲した作品を思い出した。

ヘアーストンはすぐにこれをクリスマス向けに改作し、オリジナル合唱曲『メアリーズ・ボーイ・チャイルド Mary's Boy Child』が誕生した。

【試聴】Mary's Boy Child - by Harry Belafonte

ハリー・ベラフォンテのカバーが大ヒット

このクリスマス向け合唱曲が世に出ると、同曲はやがてアメリカの歌手・俳優ハリー・ベラフォンテ(Harry Belafonte/1927-)の耳に入った。

ベラフォンテはすぐにこの曲を気に入り、作曲者の許可を取って1956年にアルバムの一曲としてリリース。後にアルバムからシングルカットされると、1957年11月の英国シングルチャートで1位を獲得。イギリスで初のミリオンセラーを記録した。

Best of Harry Belafonte

ジャケット写真:ハリー・ベラフォンテ ベスト盤 『Mary's Boy Child』収録

ボニーM盤もヒット

1978年には、ドイツ発のディスコ・グループであるボニーMが『Mary's Boy Child – Oh My Lord』としてディスコ・カバー。こちらも英国シングルチャートで1位の売り上げを記録し、ダブルミリオンに迫るセールスを達成している。

【試聴】Mary's Boy Child / Oh My Lord - Boney M

ボニーM ベスト盤

ジャケット写真:ボニーM ベスト盤 『Mary's Boy Child』収録

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