ハッピー・クリスマス(戦争は終わった)
Happy Xmas (War Is Over)
ジョン・レノン & オノ・ヨーコ

聖なる夜に人々は願う 悲しみのない穏やかな世界を 幸せに満ちた新たなる未来を

 『ハッピー・クリスマス(戦争は終わった)/Happy Xmas (War Is Over)』は、1971年に発表されたジョン・レノン&オノ・ヨーコの楽曲。タイトルにもあるように、当時のベトナムを巡る世界情勢へのプロテスト・ソング的なメッセージが強く込められたクリスマスソングの定番。

 曲の冒頭部分で、オノ・ヨーコが「Happy Christmas, Kyoko(ハッピークリスマス、キョーコ)」と囁き、ジョン・レノンが「Happy Christmas, Julian(ハッピークリスマス、ジュリアン)」と囁くフレーズが印象的。このキョーコとジュリアンとは二人の娘と息子を指しているが、ジョン・レノンとオノ・ヨーコの間の子供ではない。

 オノ・ヨーコはジョンにとって二人目の妻で、息子ジュリアンは前の妻シンシアとの子供。1963年4月8日に誕生した。ジョンは息子ジュリアンに対して冷淡であり、ジュリアンはむしろポールと親しかったと伝えられている。ジョンとシンシアが離婚した際、ポールがジュリアンを励ますために作った曲が「ヘイ・ジュード」であることは有名。

 一方ジョンはオノ・ヨーコにとって三人目の夫で、キョーコ・チャン・コックス(Kyoko Chan Cox/1963-)は前の夫で映画製作者のトニー・コックスとの間の娘。オノ・ヨーコとジョン・レノンの出会いは、ロンドンのインディカ・ギャラリーで開かれた彼女の個展がきっかけ。梯子を昇った上に下げられた虫眼鏡で、天井に書かれた「YES」の文字を読むという作品が二人を強く結びつける契機となった。二人の間には息子ショーン・レノン(Sean Lennon、1975-)が誕生している。

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