メンデルスゾーンの有名な曲・代表曲

フェリックス・メンデルスゾーン(Felix Mendelssohn/1809-1847)

19世紀ドイツ・ロマン派の作曲家フェリックス・メンデルスゾーン(Felix Mendelssohn/1809-1847)の有名な曲・代表曲まとめ。

メンデルスゾーンの「ゾーン」とは、英語で「息子」を意味する「son(サン/ソン)」。つまり、「メンデルスゾーン」は「メンデルの息子」という意味がある。

フェリックス・メンデルスゾーン

他の有名なクラシック音楽の作曲家については、こちらのページ「有名なクラシック音楽の名曲・代表曲」で一覧にまとめている。

挿絵:フェリックス・メンデルスゾーン(出典:Wikipedia)

曲目一覧

歌の翼に
恋する君を歌の翼に乗せて ガンジスの野辺へと君を運ぼう
ひばりの歌(おおひばり)
おおヒバリ! 高くまたかろく 何かを歌う 
結婚行進曲
病めるときも健やかなるときも 死がふたりを分かつまで
真夏の夜の夢 バレエ音楽
メンデルスゾーン作曲『夏の夜の夢』の中で『結婚行進曲』が演奏される
天には栄え(あめにはさかえ)
メンデルスゾーン作曲のカンタータ『祝典歌(Festgesang)』からメロディが転用されている。
アヴェ・マリア 「3つの教会音楽」作品23 第2曲
ちなみに第3曲は瀧 廉太郎の歌曲『荒城の月』に似てる
フィンガルの洞窟
スコットランドのヘブリディーズ諸島を描く風景画的序曲
ヴァイオリン協奏曲 ホ短調
メンデルスゾーン晩年のヴァイオリン協奏曲。俗に言う「メン・コン」 。

無言歌集(ピアノ独奏曲)

無言歌集 Lieder ohne Worte
『春の歌』で有名なピアノ独奏のための作品集
ヴェネツィアの舟歌(ヴェニスの舟歌)
ピアノ曲集「無言歌集」に3曲収録されたゴンドラの歌
春の歌
ドイツ・ロマン派音楽におけるピアノの性格的小品集の傑作

交響曲

交響曲第2番「讃歌」
瀧 廉太郎『箱根八里』に影響を与えた?
交響曲第3番「スコットランド」
瀧 廉太郎の歌曲『荒城の月』に影響を与えた?
交響曲第4番「イタリア」
イタリア旅行からインスピレーションを受けた交響曲

幼少期は中性的美少年? 可愛らしく女性的な容貌

下の絵は、ドイツの画家カール・ヨーゼフ・ベガス(Carl Joseph Begas/1794–1854)が描いた12歳頃のフェリックス・メンデルスゾーンの肖像画である。

幼い頃のフェリックス・メンデルスゾーン

この肖像画を見る限り、幼い頃のフェリックス・メンデルスゾーンは中性的な顔立ちで、可愛らしく女性的な容姿をしていたようだ。

こちらは作者等の詳細は不明だが、フェリックス・メンデルスゾーンの肖像画としてネット上で散見される有名な画像。これはさすがに強調しすぎのように思われるが、果たして真相やいかに。

ちなみに、フェリックスは女性ピアニストとして活躍していた姉ファニーととても仲が良かったようだ。姉の日記は、弟フェリックスについて多くのページが割かれていたという。

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