ファミコンで使われたクラシック音楽

作品解説とYouTube動画の試聴

任天堂が1983年(昭和58年)に発売した家庭用ゲーム機ファミリーコンピュータ(Family Computer)、通称「ファミコン」では、初期のソフトでゲーム内BGMにクラシック音楽の名曲がよく使われていた。

このページでは、ファミコンで使われたクラシック音楽の名曲について、当サイト内の解説・YouTube動画視聴ページへのリンクをまとめている。

ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ

写真: ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ

ちなみに、2016年(平成28年)には、小型化してソフトを30本内蔵した「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」が発売されている(上写真)。

曲目一覧

キングスレー『ポップコーン』
『ペンゴ』(1982年セガ)。偶数面をクリアするとベートーヴェン第九が流れる。
ワーグナー 『ワルキューレの騎行』
『フィールド・コンバット』1面オープニングBGM(1985年ジャレコ)
ワルトトイフェル 『スケーターズワルツ』
『けっきょく南極大冒険』(1983年コナミ)。
シューベルト 『軍隊行進曲』
『チャレンジャー(Challenger)』の1面の列車ステージBGM(1985年10月ハドソン)。
チャイコフスキー 『ピアノ協奏曲第1番』
『シティコネクション(City Connection)』(1985年ジャレコ)。おじゃまネコを踏むと『ねこふんじゃった』が流れる。
チャイコフスキー 『くるみ割り人形』より『アラビアの踊り』
『スペランカー(Spelunker)』(1985年12月アイレム)。
チャイコフスキー『くるみ割り人形』より『行進曲』
『デビルワールド(Devil World)』(1984年10月任天堂)
ヴァンゲリス 『炎のランナー』
『ハイパーオリンピック(Hyper Olympic)』(1983年コナミ)
ロシア民謡 『コロブチカ』
『テトリス』(1989年任天堂)。ロシア民謡 『トロイカ』も。
ドヴォルザ-ク 『ユーモレスク 第7番』
『プーヤン』(1982年コナミ)。オープニングはアメリカ民謡 『森のくまさん』
ジョルジュ・ビゼー 『アルルの女』 第2組曲より『メヌエット』
『忍者ハットリくん 忍者は修行でござるの巻』(1986年3月ハドソン)。オッフェンバック『天国と地獄』もミックス。
映画『フルメタルジャケット』挿入歌
『ファミコンウォーズ』(1988年8月任天堂)CMソング。「母ちゃんたちには内緒だぞ♪」

【YouTube】忍者ハットリくん 忍者は修行でござるの巻

【YouTube】ペンゴ PENGO

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