結婚式で歌われる讃美歌の定番曲として有名な『またきあい(全き愛)』(讃美歌428番)。
『またきあい』は、タイトルの漢字表記からも分かるように、「完全なる愛」を与え給う主イエス、その神の恵みを讃える内容となっている。
なお、讃美歌21においては「全き愛、与える主よ」の題名で、日本語の歌詞も讃美歌428番とは異なっている。
原曲は、19世紀のイギリスで作曲された『O Perfect Love』。作詞者ドロシーガーニー(Dorothy Gurney)の姉妹の結婚式向けに書かれたという。
作曲は、イギリス国教会のオルガニスト・指揮者であったジョセフ・バーンビィ(Joseph Barnby/1838-1896)。
日本語の歌詞に登場する「妹背(いもせ)」とは、「夫婦」または「夫婦の仲」を表す古語。「妹背を契る(ちぎる)」で「結婚する」の意味になる。
この「妹背(いもせ)」が歌詞に使われる結婚式の讃美歌としては、讃美歌430番 『妹背をちぎる』がよく知られている。
『またきあい』の他に有名な結婚式の讃美歌としては、上述した讃美歌430番 『妹背をちぎる』、讃美歌312番 『いつくしみふかき』などが一般的。
クラシック音楽としては、メンデルスゾーン 結婚行進曲、ワーグナー『婚礼の合唱』などがインストゥルメンタルでよく流れる。
その他の定番曲については、こちらの特集ページ「結婚式で歌われる曲・クラシック音楽」でまとめて取り上げているので是非参照されたい。
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またきあい たまうかみよ
おおまえに むすばれし
このいもせ あいのみてに
しゅくしはぐくみたまえ
みめぐみの ゆたかなれば
なぐさめと のぞみとは
そのいえに わきあふれて
おそれなやみはきえなん
かなしみは きよきさちに
あらそいは やわらぎに
ことごとく かわりゆきて
とわのやすきはみちなん

またきあい あたえる主よ
いまここに ちかいあう
このふたり ひとつにして
めぐみしゅくしてください
あいをもって きずくいえは
みこころに まもられて
なぐさめと きぼうにみち
しもなやみも きえゆく
かなしみは よろこびへと
あらそいは へいわへと
このいえの ひびをしゅくし
あいをそだててください