いつくしみふかき/星の世界

讃美歌/慈しみ深き友なるイエスは

『いつくしみ深き』は、日本でもよく歌われる讃美歌(賛美歌)。

妹背をちぎるいもせをちぎる)』(讃美歌430番)とならび、教会の結婚式では定番の讃美歌となっている。

原曲は、コンヴァース作曲『Erie(エリー)』で、歌詞はアイルランドのスクライヴェンによる『What a friend we have in Jesus』。

絶望の中で信仰を誓ったスクライヴェン

作詞者のスクライヴェンは、自らの婚約者を事故と病気で2度とも失った。愛する者を失い深い悲しみに暮れていた彼だったが、闘病生活をしていた母親を慰めるため、どんな絶望の中でもイエスを信頼する気持ちを詩に込めたという。

日本では文部省唱歌『星の界(よ)』に

日本では、明治43年(1910年)に文部省唱歌『星の界(よ)』として紹介され、その後、川路柳虹の作詞による『星の世界』として今日まで伝えられている。

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【試聴】文部省唱歌 『星の界(ほしのよ)』

【試聴】讃美歌 『いつくしみふかき』(メロディは同じ)

原曲の歌詞

What a Friend we have in Jesus,
all our sins and griefs to bear!
What a privilege to carry
everything to God in prayer!

O what peace we often forfeit,
O what needless pain we bear,
All because we do not carry
everything to God in prayer.

Have we trials and temptations?
Is there trouble anywhere?
We should never be discouraged;
take it to the Lord in prayer.

Can we find a friend so faithful
who will all our sorrows share?
Jesus knows our every weakness;
take it to the Lord in prayer

== 星の界(よ)/作詞:杉谷代水 ==

月なきみ空に きらめく光
嗚呼その星影 希望のすがた
人智は果てなし 無窮(むきゅう)の遠(おち)に
いざその星影 きわめも行かん

雲なきみ空に 横とう光
嗚呼洋々たる 銀河の流れ
仰ぎて眺むる 万里のあなた
いざ棹させよや 窮理の船に

== 讃美歌312番 いつくしみふかき ==

いつくしみふかき ともなるイエスは
つみ とが うれいを とりさりたもう
こころのなげきを つつまず のべて
などかは おろさぬ おえる おもにを

いつくしみふかき ともなるイエスは
われらのよわきを しりて あわれむ
なやみ かなしみに しずめるときも
いのりに こたえて なぐさめたまわん

いつくしみふかき ともなるイエスは
かわらぬ あいもて みちびきたもう
よの とも われらを すてさるときも
いのりに こたえて いたわりたまわん

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