うさぎ

作詞・作曲:不詳
日本の童謡・唱歌

うさぎ うさぎ 何見てはねる 月に昇った献身うさぎの運命は?

旧暦の8月15日の夜は「十五夜(じゅうごや)」、「中秋の名月(ちゅうしゅうのめいげつ)」とよばれ、月見団子にススキを飾ってお月見をする古い慣わしが残されている。

わらべうた『うさぎ』では、十五夜のお月様を見てはねるうさぎの様子が描かれている。

月とうさぎといえば、仏教説話集ジャータカ(jātaka)の一つに、『ササジャータカ』と呼ばれる有名な説話が残されている。日本における月とうさぎの結びつきはこの説話に拠るところが大きい。そのあらすじはこうだ。

仏教説話集ジャータカに綴られた献身ウサギの運命は?

むかしむかし、インドにサルとキツネとウサギが仲良く暮らしていた。ある日三匹は、やつれて倒れている老人に出逢った。三匹は老人を助けようと考え、サルは得意の木登りで木の実や果物を集め、キツネは素早い駆け足で川から魚を獲り、老人の所へ運んできた。

ところがウサギだけは、どんなに苦労しても何も採ってくることができなかった。何とか老人を助けたいと考えたウサギは、サルとキツネに火を焚いてもらうと、「わたしは何も持ってくることができません。せめて私の肉を召し上がってください。」と言い残し、火の中へ飛び込んだ。

倒れていた老人は、実は帝釈天であった。ウサギの捨て身の慈悲行に感心した帝釈天は、ウサギを月へと昇らせ、永遠にその姿をとどめさせた。月に見えるウサギの姿の周囲に煙状の影が見えるのは、ウサギが自らの身を焼いた際の煙だという。

【試聴・歌詞】 うさぎ

うさぎ うさぎ
なに見てはねる
十五夜お月さま
見てはねる

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