イースター(復活祭)のクラシック音楽

イエス・キリストの受難、昇天、そして復活

キリスト教圏で毎年春に行われる重要な宗教行事「イースター(復活祭)」に関連するクラシック音楽の有名な曲をいくつかピックアップ。

復活祭関連のクラシック音楽としては、J.S.バッハ『マタイ受難曲』、『ヨハネ受難曲』やヘンデル『メサイア』第3部などが重厚で比較的規模が大きい。

一方、コルサコフの『ロシアの復活祭』は朗らかで親しみやすい演奏会用序曲となっている。

イースター(復活祭)関連曲 一覧

マタイ受難曲
その音楽の壮大さ、精緻さ、大胆さ、精神性は、しばしばクラシック音楽・西洋音楽作品中の最高傑作とさえ評される
ヨハネ受難曲
バッハがトマス教会のカントール(指揮者・指導者)に就任してから最初の四旬節・復活祭を迎えた年に初演された
復活祭オラトリオ
ヨハネ受難曲が初演された翌年に同じトマス教会で初演された
ロシアの復活祭
コルサコフが修道院の近所で過ごした幼少時代の復活祭の印象が反映されており、賑やかで開放感あふれる復活祭の様子が描かれている
ヘンデル「メサイア」第3部
救世主(メシア)の「復活への信仰」、「永遠の生命」、「死に対する勝利」、そしてイエス・キリストへの賛歌(アーメン)を歌い上げる全8曲

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