灯台守 とうだいもり

1947年 小学生向け音楽教科書に掲載

『灯台守』(とうだいもり)は、作詞:勝承夫による日本の歌曲。1947年に文部省発行の小学生向け音楽教科書「五年生の音楽」に掲載された。

歌い出しの歌詞は「こおれる月かげ 空にさえて」。同じメロディに別の歌詞をつけた曲としては、大和田建樹『旅泊』、佐佐木信綱『釣船』があるが、今日ではほとんど歌われない。

伊良湖岬の灯台(出典:渥美半島観光ビューロー)

灯台守がテーマの楽曲としては、「おいら岬の灯台守は」が歌い出しの『喜びも悲しみも幾歳月』が特に有名。

【試聴】NHK東京児童合唱団『灯台守』

原曲はアメリカの曲?

『灯台守』の原曲は海外の曲であると考えられているが、具体的な原曲については諸説ある。

一説には、原曲はアメリカで1859年に作曲された賛美歌(キャロル)『天なる神には(あめなるかみには)It Came Upon the Midnight Clear』と説明される。メロディは1850年に作曲されたもの。

一方、一橋大学の櫻井雅人教授は、1881年にアメリカで出版された歌集に掲載された『The Golden Rule』(ザ・ゴールデン・ルール)が原曲と主張している。この原曲の詳細については一切不明であり、現代のアメリカでは全く忘れられた曲とのこと。

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