蛍の光 Auld Lang Syne

スコットランド民謡/日本では小中学校の卒業式の歌

蛍の光のすべて

『蛍の光(Auld Lang Syne)』は、スコットランドに伝わるメロディーを元に、スコットランドの詩人ロバート・バーンズ(Robert Burns/1759-1796)により作詞されたスコットランド民謡

アメリカやイギリス、スコットランドなど英語圏の国々では、大晦日のカウントダウンで年が明けた瞬間に歌われる新年ソングとなっている。

日本では卒業式でおなじみ

日本には、1881年(明治14年)に我が国最初の音楽教科書『小学唱歌初編』に掲載されて広まった。

友人との別れを歌う内容ということで、卒業ソング・卒業式の歌として、小中学校の卒業式で歌われることが多い。

別れのワルツと閉店BGM

1940年のアメリカ映画「哀愁 Waterloo Bridge」では、三拍子のワルツ調にアレンジした『蛍の光』がサントラに使われた。

同曲は日本で『別れのワルツ』(編曲:古関裕而)としてリリースされ大ヒット。その後はデパートなどの閉店時間に店内BGMとして流されるようになった。

韓国や台湾にも伝えられた日本の『蛍の光』

日本に一時期統治されていた台湾や韓国でも、日本人による教育施策により、卒業式で『蛍の光』を歌う文化が定着した。中でも、韓国の国歌である「愛国歌」は、かつては「蛍の光」のメロディーにのせて歌われていた。

【動画】蛍の光 Auld Lang Syne

歌詞(日本語)

ほたるの光 まどの雪
書(ふみ)よむつき日 かさねつつ
いつしか年も すぎのとを
あけてぞけさは わかれゆく

とまるもゆくも かぎりとて
かたみにおもう ちよろずの
こころのはしを ひとことに
さきくとばかり うたうなり

つくしのきわみ みちのおく
うみやまとおく へだつとも
そのまごころは へだてなく
ひとつにつくせ くにのため

千島のおくも おきなわも
やしまのうちの まもりなり
いたらんくにに いさおしく
つとめよわがせ つつがなく

歌詞(一部)・日本語訳(意訳)

Should auld acquaintance be forgot,
And never brought to mind?
Should auld acquaintance be forgot
And auld lang syne?

忘れがたき古き友よ
思い出すことがなくとも
忘れがたき古き友よ
どれだけ時間が経とうとも

Chorus:
For auld lang syne, my dear,
For auld lang syne,
We'll tak a cup o' kindness yet
For auld lang syne.

<コーラス>
遠き昔のために 友人よ
遠き昔のために
友情の杯(さかずき)を酌み交わそう
遠き昔のために

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