ひばり(アルエット/アルエッテ)

フランス民謡『Alouette

『ひばり Alouette(アルエット/アルエッテ)』は、18世紀頃から伝わるフランスの民謡・童謡。フランス系カナダ人らが歌い始めた子供向けの歌。

日本では、同じメロディで別の歌詞がついた『やおやのお店』、『タマゴとニワトリ』などが歌われている。

羽を次々とむしられていく可哀想なヒバリ

フランス民謡『ひばり Alouette』の歌詞では、体中の羽を次々とむしられていく可哀想なヒバリが陽気なメロディにのせて淡々と描写されていく。

「かわいいヒバリ gentille alouette」と可愛がるそぶりを見せながら、その直後に羽をむしっていく様子は狂気すら感じる。

無残にも羽をむしられてしまう理由としては、英語版Wikipediaによれば、ヒバリの声で眠りを妨げられた腹いせとのことだが、なんでも理由はつけられそうだ。ただ食用にはしないだろう。

【試聴】『ひばり Alouette(アルエッテ)』

歌詞(フランス語)・日本語訳(意訳)

Alouette, gentille Alouette
Alouette, je te plumerai.

<コーラス部分>
ヒバリ かわいいヒバリ
ヒバリ 羽をむしってやろう

Je te plumerai la tête,
Et la tête - et la tête,

<歌詞を積み重ねていくパート>
頭の羽をむしろう
頭の羽を 頭の羽を

Alouette - Alouette, ah...
<締めのパート>
アルエット アルエット アー…

歌い方について

『ひばり Alouette』の歌詞は、大きく分けて3つのパートに分かれている。

Alouette, gentille Alouette」のコーラス部分と、最後の締めのパートは、1番以降も同じ歌詞で歌うが、 「歌詞を積み重ねていくパート」では、1番、2番、3番と歌い進めていくにあたって、むしる羽の場所を繰り返しつなげて歌っていく。

例えば、2番の「歌詞を積み重ねていくパート」を見てみよう。2番では、あらたに「くちばしの羽」がむしられていくが、その後で1番で歌った「頭の羽」をつなげて歌っていく。

Je te plumerai le bec
Et le bec - et le bec,
Et la tête - et la tête

3番の「歌詞を積み重ねていくパート」では、新たに「首の羽」がむしられるが、そのあとで2番に歌った「くちばしの羽」と、1番で歌った「頭の羽」をつなげて歌う。

Je te plumerai le nez,
Et le cou - et le cou,
Et le bec - et le bec,
Et la tête - et la tête,

以上のように、羽をむしる場所の歌詞がつながっていくので、『ひばり Alouette』は歌えば歌うほどどんどん長くなっていく。

同じように長くなる歌としては、クリスマスキャロル『クリスマスの12日 The Twelve Days of Christmas』が世界的に有名。

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