ハイドン チェロ協奏曲 第1番・第2番

エステルハージ楽団のチェリストに贈られたチェロ協奏曲

ハイドンの真作で現存するチェロ協奏曲は、ハイドンがハンガリーの大貴族エステルハージ家で副楽長または楽長を務めていた1760年代に作曲された第1番ハ長調と第2番ニ長調が知られている。

『チェロ協奏曲第1番ハ長調』Hob.VIIb-1は、エステルハージ楽団のチェリスト、ヨーゼフ・ヴァイグル(Joseph Franz Weigl/1749-1820)のために、『チェロ協奏曲第2番 ニ長調』Hob.VIIb-2 作品101は、同じくエステルハージ楽団におけるチェロの名手アントン・クラフトのために作曲された。

写真は、エステルハージ家の当主ニコラウス(ミクローシュ)・エステルハージ侯爵が建築したエステルハージ宮殿 (エステルハーザ)。「ハンガリーのベルサイユ宮殿」の異名を持つ広大なロココ調の建築物。

ハイドンがエステルハージ家の楽長に就任した1766年頃から建築が開始され、その後十数年かけて段階的に完成されていった。

楽長であるハイドンはこのエステルハーザの敷地内に住み込み、宮殿内の二つのオペラハウスで年間100を越えるオペラを指揮したという。

【試聴】Haydn, Cello Concert Nr 1

【試聴】Haydn, Cello Concert Nr 2

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