無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ

J. S. バッハ/Sonatas and partitas for solo violin

『無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ』は、バッハ作曲による3曲ずつのヴァイオリン・ソナタとパルティータ(合計6曲)。

全6曲中で特に有名なのが、『パルティータ第2番』(BWV1004)第5曲「シャコンヌ Chaconne」。

ブラームスやブゾーニがピアノ曲に、ストコフスキーや斎藤秀雄らが管弦楽に編曲している。

ただ、古典派・ロマン派の時代にはこのような弦楽器による無伴奏曲は忘れられたジャンルとなり、ほとんど作曲されなくなった。

ロマン派の時代には、メンデルスゾーンシューマンがこのパルティータ第2番「シャコンヌ」に感銘を受け、ピアノ伴奏譜を作成している。

なお、「パルティータ Partita」とは、共通の主題・モチーフ・情緒によって、統一性をもって構成された組曲のこと。

バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ
巨匠シゲティの歴史的録音。当時彼は60代後半で、技術的な衰えは明らかだが、日本では長い間、演奏の「精神性」を語る上でひとつの規範されてきたもの。

【YouTube】バッハ 『シャコンヌ Chaconne』 ヴァイオリン版

【YouTube】バッハ 『シャコンヌ Chaconne』 ピアノ版

【ピアノ楽譜】 バッハ 無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第2番 全曲 菊地裕介・ブゾーニ 編曲
楽譜: 39ページ
出版社: 全音楽譜出版社; 菊倍版 (2009/6/12)
発売日: 2009/6/12
商品の寸法: 30 x 22.6 x 0.6 cm

関連ページ

J.S.バッハの有名な曲・代表曲
『主よ人の望みの喜びよ』、『G線上のアリア』、『無伴奏チェロ組曲』、『メヌエット』など、J.S.バッハの有名な曲・代表曲の解説とYouTube動画の視聴
有名なクラシック音楽の名曲・代表曲
バッハ、ベートーヴェン、モーツァルト、ショパン、チャイコフスキーなど、有名なクラシック音楽家による名曲・代表曲の解説とYouTube動画の視聴