スペインの歌
Chants d'Espagne, Op.232
アルベニス(Isaac Albéniz/1860-1909)

アルベニスの作品中では演奏が比較的容易なピアノソロ作品

アルベニス:ピアノ作品集 vol. 2

「スペインの歌」(作品232)は、アルベニスが作曲したピアノソロのための組曲。アルベニスの作品中では演奏が比較的容易な作品。

組曲「イベリア」が華やかなピアニズムを演奏者に求めているのと異なり、組曲「エスパーニャ(スペイン)」と同様に、平易な曲の中にスペイン音楽の特徴をとらえた名作。

プレリュード(前奏曲)、オリエンタール、椰子の木陰で、コルドバ、セギディーリャの全5曲からなる。

すべて軽やかで華やかなスペイン舞曲で、日本では小規模な演奏会で女性ピアニストが取り上げる機会が比較的多い。

なお、『プレリュード(前奏曲)』のメロディーは、「スペイン組曲」(作品47)第5曲目『アストゥリアス』が転用されている。

【ピアノ楽譜】 アルベニス集 3
 
楽譜: 104ページ
出版社: 春秋社; 菊倍版 (1998/12/10)
<収録曲>
1.ホタアラゴネーザ
2.アラゴン  ホタアラゴネーザ Op.164-1
3.セレナータエスパニョーラ Op.181
4.組曲 スペインの歌 Op.232
5.スペイン組曲 Op.47
6.スペインの歌

【試聴】 アルベニス 「スペインの歌」より 『椰子の木陰で』、『セギディーリャ』

アルベニス―演奏の手引き
 
組曲「スペイン(作品 165)」、「スペインの歌(作品 232)」、「イベリア」、「ナヴァーラ」について、音楽形式や演奏上のヒントを解説。様々なスペイン舞踊の用語解説などもあり、作品の背景への理解が深まる。