
『赤いサラファン』は、1830年代に出版されたロシア歌曲。作曲はAleksandr Yegorovich Varlamov (1801-1848) 、作詞は Nikolay Tsyganov (1797?-1832?) 。
歌詞では、娘の婚礼衣装として赤いサラファンを縫う母親と、まだ結婚なんてまったく興味が無い娘が登場する。
若さに溢れ楽しくはしゃいでいられるのは、人生のほんの僅かな時間。そんな現実を自分の娘に切々と説く母親と、聞く耳を持たない若い娘との掛け合いが面白い。
日本では、津川主一(つがわ しゅいち)氏による訳詩が有名。津川氏の訳では、娘のセリフが登場する原詩の1番の歌詞はカットされ、お母さんのセリフが続く2番の歌詞のみが取り上げられています。
津川氏が訳した外国歌曲は、「赤いサラファン」以外にも、「夢路より」、 「おおスザンナ」といったフォスターの歌曲の他、「シェナンドー(アメリカ民謡)」、「ロンドンデリーの歌(イギリス民謡)」」など数多く存在する。
,,Не шей ты мне, матушка, Рано мою косыньку Пущай не покрытая То ли житье девичье, Золотая волюшка |
<1番:娘のセリフ> 赤いサラファンなんて縫わないで お母さん 髪を2本に編み分けるのはまだ早いわ 絹のベールなんてしたら 今の生活をまだ手放したくないわ 一番大事なのは自由よ |
,,Дитя моё, дитятко, Не век тебе пташечкой Заблекнут на щеченьках А мы и при старости И я молодешенька |
<2番:母親のセリフ> 愛しい我が娘よ! お前は一生小鳥のように どんな美しい花々もやがては色あせ 子供達を眺めながら 私も若い頃は 貴方と同じだったわ |
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