世界的に有名な国籍不明のピアノ曲「ねこふんじゃった」。このメロディーの生みの親がどこの誰であるのか、まだはっきりした事は分かっていない。
ロシアのルビンシュタイン(ニコライ/アントン)の可能性を指摘する説や、 フェルディナント・ロー(Ferdinand Loh)の作品であると主張する説など、どれも決定的な証拠が無いために、今日まで結論は出ていないようだ。
「ねこふんじゃった」は、世界で全く異なるテーマのタイトルや歌詞が付けられている。例えばドイツでは「蚤(ノミ)のワルツ(Der Flohwalzer)」、フランスでは「コトレット(カツレツ)Cotelettes」、イギリスやアメリカでは「サーカスソング」といった感じだ。
比較のために、阪田寛夫(さかた ひろお)作詞の歌詞の一部を引用すると以下のとおり。
ねこふんじゃった ねこふんじゃった
ねこふんづけちゃったら ひっかいた
ねこひっかいた ねこひっかいた
ねこびっくりして ひっかいた
悪いねこめ つめを切れ
屋根をおりて ひげをそれ
ねこニャーゴ ニャーゴ ねこかぶり
ねこなで声で あまえてる
ねこごめんなさい ねこごめんなさい
ねこおどかしちゃって ごめんなさい
ねこよっといで ねこよっといで
ねこかつぶしやるから よっといで
ちなみに阪田寛夫の有名な作詞としては、アメリカ民謡(愛国歌)「リパブリック讃歌」のメロディーを用いた「ともだち賛歌」、フランス陸軍の行進曲「サンブル・エ・ミューズ(ムーズ)連隊行進曲」の旋律を用いた「誰かが口笛ふいた」などがある。
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