安里屋ユンタ(あさどやユンタ)

沖縄民謡/サー君は野中のいばらの花か サーユイユイ

『安里屋ユンタ』(あさどやユンタ/あさとやユンタ)は、八重山諸島に伝わる沖縄民謡

琉球王国時代の竹富島に実在した絶世の美女・安里屋クヤマ(1722-1799)と、クヤマに一目惚れした役人とのやりとりを面白おかしく描写している。

歌詞の「マタハリヌ チンダラ カヌシャマヨ」は、八重山方言の古語で「また逢いましょう、美しき人よ」の意であるとされる。

上写真は竹富島(たけとみじま)の伝統的な家並み。赤瓦の屋根、石垣、珊瑚のカケラを敷き詰めた白色の道が特徴的。

下写真は竹富島にある安里屋クヤマ生誕の地。庶民が役人に逆らい求婚を撥ね付けたクヤマの気丈さは、八重山の反骨精神の象徴として語り継がれている。

標準語の新・安里屋ユンタとは?

1934年には、作詞:星克(1905-1977)、作曲:宮良長包(1883-1939)による「安里屋ユンタ」がコロムビアレコードより発売され、安里屋ユンタの名を日本全国に広めることとなった。

現在は、伝統的な安里屋ユンタに対してこのバージョンを「新・安里屋ユンタ」と呼んで区別することがある。

後年、多くの歌手が「安里屋ユンタ」と題するカバー曲を発表しているが、これらは大半が新・安里屋ユンタの歌詞を用いている。標準語(ヤマトグチ)が用いられているが、原曲の歌詞を直訳したものではない。

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