まるたけえびす(丸竹夷)

京都の通り名を唄い込んだ「京の手まり歌」

『まるたけえびす(丸竹夷)』は、京都市の中心部を東西に横切る複数の通りの名前を組み込んだ「京都の通り名」歌。

手まり・まりつき遊びでよく歌われたことから『京の手まり歌』とも題される。

丸太町通(まるたまちどおり)から始まり、東寺通(とうじどおり)まで、30近くの京都の通り名前が歌詞に編み込まれている。写真は、京都市中央区の御池通(おいけどおり)。

代表的な歌詞

まるたけえびすに おしおいけ
(丸竹夷二 押御池)

あねさんろっかく たこにしき
(姉三 六角 蛸錦)

しあやぶったか まつまんごじょう
(四綾 仏高 松万五条)

せったちゃらちゃら うおのたな
(雪駄 ちゃらちゃら 魚の棚)

ろくじょうさんてつ とおりすぎ
(六条 三哲 通りすぎ)

ひっちょうこえれば はっくじょう
(七条 越えれば 八九条)

じゅうじょうとうじで とどめさす
(条東寺で とどめさす)

【試聴】京都まるたけえびす ~京の通り名数え歌~

歌詞に登場する京都の通り

『まるたけえびす(丸竹夷)』の歌詞に組み込まれている代表的な京都の通り名は次のとおり。

丸太町、竹屋町、夷川、二条、押小路、御池、姉小路、三条、六角、蛸薬師、錦小路、四条、綾小路、仏光寺、高辻、松原、万寿寺、五条、 雪駄屋町(楊梅通)、鍵屋町、銭屋町(的場通)、魚の棚(六条)、三哲(塩小路通)、七条、八条、九条、十条、東寺

同曲には様々なバージョンがあり、時代の変化や町の再開発などにより、歌詞の一部に変化が見られるもの興味深い。

丸太町から松原までの通り名の歌

丸太町から松原までについては、次のような通り名の歌も知られている。

丸太町通

ぼんさん あたまは まるたまち

竹屋町通

つるっと すべって たけやまち

夷川通

みずの ながれは えびすがわ

二条通

にじょうで こうた きぐすりを

押小路通

ただで やるのは おしこうじ

御池通、姉小路通、三条通

おいけで おうた あねさんに

六角通、蛸薬師通

ろくせん もろうて たここうて

錦小路通、四条通

にしきで おとして しかられて

綾小路通、仏光寺通

あやまったけど ぶつぶつと

高辻通、松原通

たかがしれてる まどしたろ
<注:まどす=弁償する>

名探偵コナンにも登場

2003年に公開された劇場版「名探偵コナン 迷宮の十字路(クロスロード)」では、『まるたけえびす(丸竹夷)』の冒頭部分が登場人物によって口ずさまれるシーンが登場する。

「名探偵コナン 迷宮の十字路」の本編では京都の観光地が数多く登場しており、京都タワーや清水寺、南禅寺、鞍馬寺などの観光地・名所をコナンたちが訪れている。

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