『浜辺の歌(はまべのうた)』は、秋田県出身の作曲家である成田 為三により大正5年(1916年)に作曲された日本の歌。
成田 為三(なりた ためぞう/1893-1945)は、秋田県北秋田郡米内沢町(現在の北秋田市米内沢)の役場職員の息子として生まれる。
大正3年(1914年)に上野の東京音楽学校(現在の東京芸術大学)に入学し、ドイツから帰国したばかりの山田耕筰に教えを受けた。
大正6年(1917年)に同校を卒業。卒業後は九州の佐賀師範学校の義務教生をつとめたが、作曲活動を続けるため東京市の赤坂小学校の訓導となる。同時期に『赤い鳥』の主宰者鈴木三重吉と交流するようになり、同誌に多くの作品を発表した。
『浜辺の歌』のメロディーは、オーストリアの作曲家ヨハン・シュトラウス2世のワルツ『芸術家の生涯(人生)』の一部と非常によく似ていることで知られている。
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あした浜辺をさまよえば
昔のことぞ忍ばるる
風の音よ 雲のさまよ
寄する波も かいの色も
ゆうべ浜辺をもとおれば
昔の人ぞ忍ばるる
寄する波よ かえす波よ
月の色も 星のかげも
はやちたちまち波を吹き
赤裳(あかも)のすそぞぬれひじし
病みし我はすべていえて
浜の真砂 まなごいまは
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