『芸術家の生涯(Kunstlerleben)Op.316』は、オーストリアのウィーンで活躍した作曲家ヨハン・シュトラウス2世による1867年のワルツ作品。
ヨハン・シュトラウス2世は、1825年にオーストリア、ウィーンの下町レオポルト・シュタットで生まれた。父の家系はハンガリー出身のユダヤ人で、曾祖父の代にペストからウィーンに移住してきたという。
1849年、ウィーンで多大な人気を博していた父シュトラウス1世が亡くなると、彼は父親の築いた地位を引き継ぎ、地元ウィーンで順調に人気を獲得していった。1862年には宮廷舞踏会音楽監督の称号を与えられている。
成田為三作曲による日本の歌曲「浜辺の歌」は、その曲全体にわたって、ヨハン・シュトラウス2世のワルツ『芸術家の生涯』の一部のメロディーと非常によく似ている。まるでスピンオフ作品のような、『芸術家の生涯』から一部を抜粋したかのようにそっくりだ。
歌詞の内容こそ『芸術家の生涯』と全く共通点がないものの、その華やかなワルツのメロディーは、まさしくヨハン・シュトラウスが親子2代で確立したウィンナ・ワルツそのものではないか。
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