鬼のパンツ 歌詞 なぜトラ柄?

イタリア歌曲『フニクリ・フニクラ』を替え歌した子供向けの歌

「鬼のパンツは いいパンツ つよいぞ つよいぞ♪」の歌い出しで有名な童謡「鬼のパンツ」は、イタリア歌曲『フニクリフニクラ』を替え歌した子供向けの歌。1975年に田中星児の歌で発表された。

赤鬼と青鬼

歌詞の内容は、丈夫な鬼のパンツをみんなで履こうと繰り返し呼びかけるもので、原曲のイタリア歌曲とはまったく関係がない。

 

【試聴】鬼のパンツ

【試聴】イタリア歌曲「フニクリ・フニクラ」

歌詞

鬼のパンツは いいパンツ
つよいぞ つよいぞ

トラの毛皮で できている
つよいぞ つよいぞ

5年はいても やぶれない
つよいぞ つよいぞ

10年はいても やぶれない
つよいぞ つよいぞ

はこう はこう 鬼のパンツ
はこう はこう 鬼のパンツ

あなたも あなたも あなたも あなたも
みんなではこう 鬼のパンツ

本当の作詞者は誰?

一体誰がこんなユーモラスな歌詞をつけたのか気になるところだが、JASRACのデータベースでは「作詞者不詳」となっている。

一説によれば、作詞者はなんとNHK初代「うたのおにいさん」として知られる田中星児氏とのこと。田中氏といえば「ビューティフル・サンデー」のカバーが1976年に大ヒットとなったことで有名。

田中氏は歌手としてだけではなく、自身で作詞作曲を手がけるシンガーソングライターとしても活躍しており、主にNHK教育番組向けの曲を数多く残している。

なぜ鬼のパンツはトラ皮?

ちなみに、鬼がはいているパンツといえば「虎(とら)の皮」が定番だが、なぜ鬼のパンツはトラ皮なのだろうか?これは陰陽道でいう「鬼門(きもん)」が関係している。

子・丑・寅・卯(ね・うし・とら・う)から始まる十二支(じゅうにし)・干支(えと)があるが、これらは方角と結び付けられており、ねずみの子(ね)が北、うさぎの卯(う)が東、馬の午(うま、ご)が南、そして鳥の酉(とり、ゆう)が西となる。

鬼門

上の図で北東を示す「丑・寅(うし・とら)」は、日本の陰陽道において、鬼が出入りする鬼門の方角とされ、鬼と強く結び付けられていた。

イラストなどで描かれる鬼の姿は、頭に牛のようなツノをはやし、腰には虎の皮(鬼のパンツ)を身に着けていることが多いが、これらは鬼門の方角である「丑・寅(うし・とら)」に由来していたと考えられる。

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行こう 行こう 火の山へ!鬼のパンツの原曲。
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