白いリラの咲く頃
Quand refleuriront les lilas blanc

宝塚歌劇団『すみれの花咲く頃』原曲

『白いリラの咲く頃』(Quand refleuriront les lilas blanc)は、1929年にフランスでリリースされた歌曲・シャンソン。日本では宝塚歌劇団を象徴する『すみれの花咲く頃』の原曲として知られている。

『白いリラの咲く頃』の原曲は、1928年にドイツの大衆演劇で劇中歌として歌われた『白いライラックがまた咲いたら』。ドイツでの流行を受け、翌年にフランス語でカバーされた。

当時フランスのパリを訪れていた宝塚歌劇団の演出家・白井 鐵造(しらい てつぞう/1900-1983)は、『白いリラの咲く頃』を含むパリの流行歌を収集し日本に持ち帰ると、宝塚の公演でさっそく劇中歌として用いた。

その際、リラ(ライラック)は日本人になじみのあるスミレに差し替えられた。

ちなみに、日本に持ち込まれた際に花の名前が変えられた世界の歌としては、アイルランド歌曲『夏の名残のバラ The Last Rose of Summer』が有名(バラが菊に変わった)。

【試聴】歌:ジャン・ソルビエ Jean Sorbier

【試聴】歌:クリスティアン・ボレル Christian Borel

関連ページ

白いライラックがまた咲いたら
『白いリラの咲く頃』原曲
すみれの花咲く頃
『白いリラの咲く頃』をパリから日本へ輸入
フランス民謡・童謡 有名な曲
『クラリネットをこわしちゃった』、『月の光に』、『フレール・ジャック』など、日本でも有名なフランス民謡・童謡の歌詞と日本語訳