メモリー Memory 歌詞の意味・和訳

ミュージカル『キャッツ CATS』で有名な劇中歌

『メモリー Memory』は、ブロードウェイミュージカル『キャッツ CATS』劇中歌。

劇の中で歌うのは、かつては魅力的な猫だったグリザベラ(Grizabella)。しかし今や老いて美貌を失い、唯一残ったのは美しい思い出(メモリー)だけ。歌詞の中には、彼女の哀しい心情が切々と歌い込まれている。

キャッツ ミュージカル ブルーレイ

ジャケット写真:キャッツ [Blu-ray]

歌詞は、『キャッツ』原作者T.S.エリオット(Thomas Stearns Eliot/1888-1965)の未完の遺稿を基に、演出家のトレヴァー・ナン(Sir Trevor Robert Nunn CBE/1940-)が作詞した。いくつか異なるバージョンの歌詞が存在する。

作曲は、ミュージカル『オペラ座の怪人』を手がけたイギリスの作曲家アンドリュー・ロイド=ウェバー (Sir Andrew Lloyd-Webber/1948-)。

ちなみに、イギリス人ソプラノ歌手サラ・ブライトマンは、ロイド=ウェバーの元妻。彼によって、『オペラ座の怪人』の主役にサラ・ブライトマンが抜擢された。

【試聴】メモリー Memory

歌詞の意味・和訳(意訳)

『Memory』

作詞:トレヴァー・ナン(Sir Trevor Robert Nunn CBE/1940-)

Memory
Turn your face to the moonlight
Let your memory lead you
Open up, enter it
If you find there
the meaning of what happiness is
Then a new life will begin

思い出
月明かりに振り返り
思い出に導かれるまま
その戸を開き 身をゆだねるの
そこに幸せの意味を見出せば
新たな人生が始まる

Memory
All alone in the moonlight
I can smile at the old days
I was beautiful then
I remember the time
I knew what happiness was
Let the memory live again

思い出
月明かりに一人きり
古き日々に微笑みかける
私は美しかった
あの頃を思い出す
幸せとは何か知っていた頃
思い出の日々よもう一度

Burnt-out ends of smoky days
The stale, cold smell of morning
The street's lamp dies
Another night is over
Another day is dawning

くすぶった日々に疲れ果て
生気が無く冷たい朝の匂い
街灯が消え また夜が終わり
また一日が始まる

Daylight, I must wait for the sunrise
I must think of a new life
And I mustn't give in
When the dawn comes
Tonight will be a memory too
And a new day will begin

陽の光 私は夜明けを待つ
新たな人生を考えなければ
くじけたりなんかしない
夜明けが来れば
今夜さえも思い出になる
そして新しい日が始まる

Sunlight through the trees in summer
Endless masquerading
Like a flower, as the dawn is breaking
The memory is fading

陽の光が夏の木々からこぼれる
終わりなき虚構の日々
夜が明けるにつれ
花のように 思い出は色あせてゆく

Touch me, it's so easy to leave me
All alone with the memory
Of my days in the sun
If you touch me
you'll understand what happiness is
Look, a new day has begun

私にふれて 簡単なのよ
輝く日々の思い出に
私をたった一人取り残すのは
私にふれたら
何が幸せか分かるはずよ
見て 新たな日が始まったわ

関連ページ

ミュージカルの主題歌・有名な歌・名曲
「サウンド・オブ・ミュージック」、「レ・ミゼラブル」、「ウエストサイド物語」など、世界的に有名なミュージカル映画の主題歌・挿入歌について、歌詞の意味・和訳・作品解説とYouTube動画まとめ