クシコスポスト ネッケ

四輪馬車(コーチ)が誕生したハンガリーを走る郵便馬車

『クシコスポスト』は、ドイツの作曲家ヘルマン・ネッケ(Hermann Necke/1850-1912)の作品。

日本では運動会向けの曲として定着している。この曲以外には、ネッケの作品で有名な作品は残されていないようだ。

タイトルの「クシコス」とは、ハンガリー語のチコーシュ(Csikós)を日本語的に読んだもの。

「チコーシュ(Csikós)」=「ラングラー(wrangler)」の意味で、ラングラーは馬の飼育係を意味するという。

コーチ(指導者)の語源となったハンガリーの村

ハンガリーでは、15世紀のマーチャーシュ王の頃には、既に四輪馬車(コーチ)が開発され、盛んに用いられていたという。四輪馬車は、その後ハンガリーからヨーロッパ中に急速に広まって行った。

ちなみに、四輪馬車(コーチ)が生まれたハンガリーの小さな村「kocs(コクス/コチ/コーチ)」は、今日の英語「coach(コーチ/四輪馬車/指導者/家庭教師)」の語源として知られている。

また、高級バッグのブランド「COACH(コーチ)」の名前も、「大切な物を送り届ける」という意味で、馬車(コーチ)が語源とされているようだ。

運動会・体育祭でよく使われるクラシックへ

【試聴】クシコスポスト(郵便馬車)

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