『The Syncopated Clock』は、アメリカの作曲家ルロイ・アンダーソンによるオーケストラ向けの作品(1946年)。
アメリカCBSテレビの「The Late Show(レイト・ショー)」のテーマソングとして広く親しまれた。
日本語タイトルでは、『シンコペーテッド・クロック』、『シンコペイテッド・クロック』などの表記がなされる。
タイトルの「Syncopate(シンコペート)」とは、音楽用語で切分法ともいい、リズムや拍をずらして意外感やノリ・メリハリをつける手法のこと。正確に一定のリズムを刻むはずの時計の音をシンコペート(シンコペーション)で表現することによって、独特のコミカルさとユーモアを生み出している。
ちなみに、シンコペーションの技法を用いた曲として、スコット・ジョプリン(Scott Joplin/1868-1917)のラグタイム作品が参考になる。「ラグタイム(ragtime)」とは、19世紀末から20世紀初頭にかけてアメリカで流行した音楽のジャンル。
リズム的特長である「シンコペーション」と呼ばれるリズム構成では、音階的には音階が上がるとき(アップビート)よりも下がるとき(ダウンビート)のときに拍が強調される。これは「裏拍の強調」とも呼ばれ、聴く者に意外感を与える効果を持つ。
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