ピエ・イエス(イエズ)Pie Jesu
フォーレ「レクイエム」より第4曲

ガブリエル・フォーレ(Gabriel Urbain Fauré/1845-1924)

『ピエ・イエス(イエズ)』は、フォーレ作曲『レクイエム(Requiem)』の第4曲。

独唱部分(ソロ・パート)では、女声ソプラノにするかボーイソプラノにするか、あるいは合唱について、女声合唱と少年合唱のいずれかという選択肢がある。

写真:パリのコンコルド広間。奥には、フォーレがオルガニストを務めたマドレーヌ教会が見える。

ボーイソプラノ?女声ソプラノ?

当時のマドレーヌ教会の合唱団には女性が加わることが許されていなかったため、合唱は男声合唱と少年合唱で歌われ、『ピエ・イエス』もボーイソプラノを意識した音域で書かれている。

一般的に、教会風の雰囲気を尊重する場合にはボーイソプラノ及び少年合唱、演奏会での表現性を重視する場合は女声ソプラノ及び女声合唱という選択になるようである。

フォーレ:レクイエム

指揮:ジュリーニ(カルロ・マリア)、演奏:フィルハーモニア管弦楽団による名演が手頃な価格で楽しめる名盤

【試聴】ピエ・イエス Pie Jesu

<歌詞・日本語訳>

Pie Jesu, Domine Dona eis requiem.

慈悲深き主イエスよ 彼らに安息を与え給え

Dona eis requiem Sempiternam requiem.

彼らに安息を  永遠の安息を与え給え

フォーレ/レクイエム Op.48

【楽譜】 フォーレ/レクイエム Op.48 オイレンブルクスコア

全音楽譜出版社