フニクリ・フニクラ
Funiculi, Funicula!

Lyrics by Peppino Turco / Music by Luigi Denza (1846~1922)

行こう 行こう 火の山へ! ~ベスビオ火山の登山電車は急勾配?~

登山電車フニコラーレ (出典:Vesuvioinrete.it)

 『フニクリ・フニクラ(Funiculi, Funicula!)』は、イタリアの作曲家ルイジ・デンツァによるイタリア歌曲。登山電車「フニコラーレ」の集客のために作曲された。

 フニコラーレは、イタリアのベスビオ火山山頂まで観光客を運ぶ登山電車として、1880年にトーマス・クック旅行会社により敷設されたケーブルカー。

 非常に急勾配で、オープン当初はほとんど利用客がいなかった。そこでトーマス社は、客集めのためにルイジ・デンツァにテーマソング作曲を依頼した。

 フニクリ・フニクラは、毎年9月初旬に行われる「ピエティグロッタの祭り」で始めて発表され、広く人気を集めるようになった。

 なお、フニコラーレは1944年3月22日の大噴火が原因で廃止され、現在は2人用の腰掛けリフトが観光客を火口付近まで運んでいる。

鬼のパンツはいいパンツ?

 『フニクリ・フニクラ(Funiculi, Funicula!)』のメロディーを聴くと、思わず童謡『鬼のパンツ』の歌詞を口ずさみたくなる・・・という方は少なくないはずだ。

 「鬼のパンツは いいパンツ つよいぞ つよいぞ♪」の歌い出しで有名な童謡「鬼のパンツ」は、イタリア歌曲「フニクリ フニクラ」をベースとした子供向けのコミックソングだ。

 歌詞の内容は、丈夫な鬼のパンツをみんなで履こうと繰り返し呼びかけるもので、原曲のイタリア歌曲とはまったく関係がない。一体誰がこんなユーモラスな歌詞をつけたのか気になるところだが、JASRACのデータベースでは「作詞者不詳」となっている。

【関連ページ】 日本の童謡『鬼のパンツ』へ

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【試聴】 イタリア歌曲 「フニクリ・フニクラ Funiculi, Funicula!」

歌詞(ナポリ語)・日本語訳(意訳)

Aieressera, oì nè,
me ne sagliette, tu saie addò?
Addò 'stu core 'ngrato cchiù
dispietto farme nun pò!
Addò lo fuoco coce,
ma si fuie te lassa sta!
E nun te corre appriesso,
nun te struie, 'ncielo a guardà!...
Jammo 'ncoppa, jammo jà,
funiculì, funiculà!

昨日の晩、すごい物に乗ったんだ
こんな気持ち初めてだよ
火の吹く山へひとっ飛び
怖くて逃げても大丈夫
疲れしらずで景色を楽しもう!
さあ行こう!行こう!
フニクリ・フニクラ!

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