歌の翼に
Auf Flügeln des Gesanges
メンデルスゾーン(Felix Mendelssohn/1809-1847)

恋する君を歌の翼に乗せて ガンジスの野辺へと君を運ぼう

  『歌の翼に』は、ドイツロマン派の作曲家メンデルスゾーンによる1836年作曲の歌曲集「六つの歌」作品34の第2曲。

 歌詞は、ドイツの詩人ハインリッヒ・ハイネによる詩から採られたもの。ハイネの同じ詩に対しては、イタリアの作曲家トスティも曲をつけているようだが、こちらの方はあまり知られていないようだ。

 メンデルスゾーン(1809~1847)は、裕福なユダヤ人家庭の生まれ。モーツァルトやシューベルトと同じく比較的短い生涯だったが、この『歌の翼に』をはじめとして数々の美しい旋律を残している。

メンデルスゾーンの有名な曲

春の歌 ~『無言歌集』 第5巻 作品62 第6曲より~

 『春の歌』は、メンデルスゾーンによるピアノ独奏のための作品集『無言歌集』の中の1曲。メンデルスゾーンの『無言歌集』とは、ドイツ語の原題で『Lieder ohne Worte(言葉のない歌)』と表記される。1巻ごとに6曲収められ、それらが全8巻で合計48曲の「無言歌」が存在する。

結婚行進曲 ~『夏の夜の夢』序曲 ホ短調 作品21より~

 結婚式の定番「結婚行進曲」は、ドイツの作曲家メンデルスゾーンが1843年に作曲した劇付随音楽『夏の夜の夢』作品61の中の9番目に登場する舞台音楽。

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歌の翼に~世界の愛唱歌

コロムビアミュージックエンタテインメント

歌の翼に~メンデルスゾーン:歌曲集

ワーナーミュージック・ジャパン

歌詞(ドイツ語)・日本語訳(意訳)

Auf Flügeln des Gesanges,
Herzliebchen, trag ich dich fort,
Fort nach den Fluren des Ganges,
Dort weiß ich den schönsten Ort.

歌の翼に愛しき君を乗せて
ガンジスの野辺へと君を運ぼう
そこは白く輝く美しい場所

Dort liegt ein rotblühender Garten
Im stillen Mondenschein;
Die Lotosblumen erwarten
Ihr trautes Schwesterlein.

そこは赤い花が咲き誇る庭
静寂の中 月は輝き
スイレンの花 愛する乙女を待つ

Die Veilchen kichern und kosen,
Und schaun nach den Sternen empor;
Heimlich erzählen die Rosen
Sich duftende Märchen ins Ohr.

スミレは微笑み 星空を見上げ
バラが耳元でささやく 芳しきおとぎ話

Es hüpfen herbei und lauschen
Die frommen, klugen Gazelln;
Und in der Ferne rauschen
Des heiligen Stromes Welln.

賢くおとなしい小鹿
走り寄り 耳をそばだてる
遠くに聞こえる 聖なる川の流れ

Dort wollen wir niedersinken
Unter dem Palmenbaum,
Und Liebe und Ruhe trinken,
Und träumen seligen Traum.

僕等は椰子の木の元に降り立ち
愛と平穏を満喫し
幸福に満ちた夢を見よう

歌の翼に/世界の名歌集

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