童謡『うさぎとかめ』は、「金太郎」や「花咲爺(はなさかじじい)」等で知られる石原 和三郎(1865-1922)による作詞、「桃太郎」を手がけた納所弁次郎(1865-1936)作曲で、1901年(明治34年)に『幼年唱歌 二編上巻』上で発表された唱歌。
歌詞のストーリーは、イソップ童話『うさきとかめ(The Tortoise and the Hare/Le Lièvre et la Tortue)』に沿った内容となっている。
イソップ童話といえば、「北風と太陽」、「金のタマゴを産むめんどり」、「アリとキリギリス」、「金の斧・銀の斧」、「すっぱい葡萄」、「オオカミ少年(嘘をつく子供)」など、今日でも誰もが知っている有名な寓話が多い。
ヨーロッパで古い歴史を持つこれらのイソップ童話は、16世紀後半頃にポルトガルから日本に伝来し、江戸時代の初期以降には『伊曾保物語』として出版され、日本中に広まっていった。
もしもし かめよ かめさんよ
せかいのうちで おまえほど
あゆみの のろい ものはない
どうして そんなに のろいのか
なんと おっしゃる うさぎさん
そんなら おまえと かけくらべ
むこうの おやまの ふもとまで
どちらが さきに かけつくか

どんなに かめが いそいでも
どうせ ばんまで かかるだろ
ここらで ちょっと 一ねむり
グーグーグーグー グーグーグー
これは ねすぎた しくじった
ピョンピョンピョンピョン
ピョンピョンピョン
あんまりおそい うさぎさん
さっきのじまんは どうしたの