ソーラン節
北海道民謡

ニシン来たかとカモメに問えば わたしゃ立つ鳥波に聞け~ニシン漁全盛期の足跡~

きよしのソーラン節 [Maxi]

 『ソーラン節』は、北海道渡島半島(おしまはんとう)の民謡で、ニシン漁の漁師達が「ソーラン、ソーラン」と掛け声をかけ、励まし合って作業する労働歌の一つ。

 ニシンは春が近くなると産卵のために北海道沿岸に現れる。最盛期には100万トン近くの漁獲高があり、ニシン漁で財を成した漁師による「ニシン御殿」が建てられるほどであった。

 昭和30年(1955年)以降、日本国内での水揚量は激減し、ロシアやカナダからの輸入品が大半を占めるようになった。

 ニシンは産卵期の春から初夏にかけてが脂が多く、塩焼き、フライ、マリネにするほか、身欠きニシンや燻製、こぶ巻きなどの加工品とされ、我々の食卓を豊かにしてくれる。特に、卵を天日干し又は塩漬けした「数の子(かずのこ)」は、子孫繁栄の縁起物としておせち料理にかかせない存在となっている。

ソーラン節はヘブライ語だった?日本人のルーツに迫る驚きの解釈とは?

 日本に古くから伝わる民謡には、ソーラン節の「ヤーレン ソーラン チョイヤサ エンヤーサ」のように、言葉の間を整えるための囃子言葉(はやしことば)的な掛け声が数多く存在する。本来、リズムを整えるためのほとんど意味のない言葉のはずなのだが、何と、これらの掛け声のルーツが「ヘブライ語」であると主張する驚きの研究がなされているのをご存知だろうか?

 例えば、「ヤーレン」はヘブライ語で「喜び歌う」の意味を持ち、「ソーラン」は「独りで歌う者」、「チョイ」は「行進する」、「ヤサエ・エンヤン」は「ノ」は「願う」、「ドコイショ」は「神の力で押しのける」などの意味を持ち、全部合わせると、約束の地を目指すユダヤ人による神に祈りを捧げる歌と解釈できるようだ。

 これらは決して「空耳アワー」でも「マイヤヒー」でもないらしいが、やはり眉唾モノの解釈で、とてもまともには信じられない。

 だが、2006年12月のテレビ東京「みのもんたの日本ミステリー」でも取り上げられていたように、カタカナとヘブライ語は発音や表記が似ているものが多く、また、日本各地の地名や神社仏閣にもユダヤ文化を連想させる点が少なからず存在すること等を考えると、完全に否定してしまうのもちょっと寂しい感じがする。

 UFOやネッシーなどのようにあれこれ主張を闘わせて、「本当かどうか分からないけど、本当だったら面白いな」程度に楽しんでいけるネタの一つとして、今後の研究の更なる発展を密かに期待したい。

 <参考文献>大和民族はユダヤ人だった―イスラエルの失われた十部族

日本の民謡・童謡・唱歌に戻る

歌詞

ヤーレン ソーランソーランソーラン
ソーランソーラン(ハイハイ)
沖のカモメに 潮時問えば
わたしゃ立つ鳥 波に聞け
チョイヤサ エエンヤーサノ ドッコイショ
(ハー ドッコイショドッコイショ)

決定版 日本民謡

コロムビアミュージックエンタテインメント

演歌名曲コレクション7~あばよ・きよしのソーラン節

Columbia Music

 
copyright (c) 1998-2008 WORLDFOLKSONG All rights reserved.