『里の秋』は、斎藤信夫作詞、海沼實作曲による日本の歌。
斉藤信夫(さいとうのぶお/1911-1987)は、千葉県山武郡南郷村(現・成東町)五木田で生まれる。
千葉師範学校(現・千葉大学教育学部)を卒業。小学校教員のかたわら、地元の作詞家の影響から毎日一つ童謡を作り続けていたという。
戦後は中学校の教員を務め、月刊童謡研究誌「花馬車」や幼児童謡研究誌「三輪車」を発行するなど、童謡の普及に尽力した。
海沼實(かいぬまみのる/1909-1971)は、長野県出身の童謡作曲家。資産家であった叔父の支援を受けて上京し、同郷の作曲家・草川信に師事。
東洋音楽学校(現・東京音楽大学)在学中の昭和8年(1933年)に音羽ゆりかご会を創設し、川田正子、川田孝子、川田美智子の川田三姉妹をはじめとする数多くの童謡歌手を育てた。昭和戦後期の童謡作曲家としては、最も多く愛唱された作品を持つことから「最後の童謡作曲家」とも呼ばれる。