さとうきび畑

ざわわ ざわわ ざわわ 風に涙は乾いても この悲しみは消えない

『さとうきび畑』は、寺島尚彦の作詞・作曲による日本の楽曲。さとうきび畑の情景の描写を通じて、沖縄での悲しい歴史を淡々と歌い上げる。

写真:沖縄県のさとうきび畑(出典:遥かなる地の記憶)

歌の主人公はひとりの少女。彼女は沖縄での戦闘で死んだ父親の顔を知らない。やがて成長し一人で父親の面影を求めてさとうきび畑に行く。

父はなぜ殺されたのか、なにを恐れ自決したのか。通り抜ける風の音を聞きながら静かに悲しみを訴える。

「ざわわ ざわわ ざわわ」と繰り返される風の描写は、作者の寺島が1972年に日本に復帰する前の沖縄を訪れたときに感じた情景だという。

歌詞は全部で11連からなり、通して歌うと11分近くを要するため、大抵は要所要所カットして歌われる。

1975年には、NHK「みんなのうた」で、ちあきなおみの歌唱で紹介された(1997年には森山良子によるショートバージョンが放送された。

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【試聴】さとうきび畑 森山良子

【試聴】さとうきび畑 夏川りみ