七つの子

からす なぜ鳴くの からすは山に 可愛い七つの子があるからよ

童謡「七つの子」は、大正10年(1921年)児童文学雑誌『金の船』の7月号に掲載され有名になった日本の童謡・唱歌

七つの子

作詞は、『赤い靴』、『しゃぼん玉』、『こがね虫』、『証城寺の狸囃子』などで知られる野口雨情(のぐち うじょう、1882年5月29日 - 1945年1月27日)。

作曲は、『青い目の人形』 『赤い靴』 『めえめえ児山羊』 『汽車ポッポ』を代表作にもつ本居 長世(もとおり ながよ、1885年4月4日 - 1945年10月14日)。

歌詞の「七つの子」の意味については、七羽の子ガラスであるという説や、七歳になるカラスという説など、カラスの生物学的特長などを根拠に様々な議論が交わされているようだが、いずれの説が正しいのか確たる資料はないようだ。

挿絵:講談社「童謡画集」(1937年)より(作:川上四郎)

【YouTube】童謡『七つの子』

歌詞

からす なぜ鳴くの
からすは山に
可愛い七つの
子があるからよ

可愛い 可愛いと
からすは鳴くの
可愛い 可愛いと
なくんだよ

山の古巣(ふるす)に
行って見て御覧
丸い眼をした
いい子だよ

関連ページ

カラスのうた
『七つの子』、『夕焼け小焼け』、『からすの赤ちゃん』など、カラスに関する日本の民謡・童謡・世界の歌まとめ。