買物ブギー 歌詞 笠置シヅ子

大ヒット曲『東京ブギウギ』を手がけた服部良一が作詞作曲

『買物ブギー』は、1950年(昭和25年)に発売された笠置シヅ子の楽曲。「わてほんまに よう言わんわ」のフレーズが印象的。

1947年の大ヒット曲『東京ブギウギ』と同じく、作曲は服部良一。作詞は「村雨まさを」名義で同じく服部良一が手がけた。

1952年の「第2回NHK紅白歌合戦」では、笠置シヅ子本人が『買物ブギー』を歌唱している。

ちなみに、2023年10月から放送されるNHK朝ドラマ(連続テレビ小説)『ブギウギ』は、「ブギの女王」笠置シヅ子がモデルとされ、服部良一の孫の服部隆之が音楽を担当する。

アルバム「笠置シヅ子 ブギの女王」

ジャケット写真:アルバム「笠置シヅ子 ブギの女王」

【YouTube】笠置シズ子 Shizuko Kasagi - 買物ブギー

歌詞(修正版)

今日は朝から 私のお家は
てんやわんやの 大さわぎ
盆と正月 一緒に来たよな
てんてこまいの忙しさ
何が何だか さっぱりわからず
どれがどれやら さっぱりわからず
何もきかずに とんでは来たけど
何を買うやら 何処で買うやら
それがごっちゃに なりまして
わてほんまに よう言わんわ
わてほんまに よう言わんわ

たまの日曜 サンデーと言うのに
何が因果と言うものか
こんなに沢山 買物頼まれ
ひとのめいわく考えず
あるもの無いもの 手当たり次第に
ひとの気持も 知らないで
わてほんまに よう言わんわ
わてほんまに よう言わんわ

何はともあれ 買物はじめに
魚屋さんへと とびこんだ
鯛に 平目に かつおに まぐろに ブリにサバ
魚は取立 とび切り上等 買いなはれ
オッサン買うのと 違います
刺身にしたなら おいしかろうと思うだけ
わてほんまに よう言わんわ
わてほんまに よう言わんわ

とり貝 赤貝 たこに いか
海老に 穴子に キスに シャコ
ワサビをきかせて お寿司にしたなら
なんぼかおいしかろ なんぼかおいしかろ
お客さんあんたは一体 何買いまんねん
そうそうわたしの買物は 魚は魚でも
オッサン鮭の缶詰 おまへんか
わてほんまに よう言わんわ あほかいな

丁度隣は八百屋さん
人参 大根に ごぼうに 蓮根
ポパイのお好きな ほうれん草
トマトに キャベツに 白菜に
胡瓜に 白瓜 ぼけなす 南瓜に
東京ネギ ネギ ブギウギ

ボタンとリボンと ポンカンと
マッチにサイダーに ダバコに仁丹
ヤヤコシ ヤヤコシ ヤヤコシ ヤヤコシ アア ヤヤコシ

ちょっとおっさん こんにちは
ちょっとおっさん これなんぼ
おっさんいますか これなんぼ
おっさんおっさん これなんぼ
おっさんなんぼで なんぼがオッサン
おっさん おっさん おっさん おっさん
おっさん おっさん おっさん おっさん
おっさん おっさん おっさん おっさん
わしゃ 聞こえまへん
わてほんまに よう言わんわ
わてほんまに よう言わんわ
あーしんど

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