『まっかな秋（あき）』は、作詞：薩摩忠、作曲：小林秀雄による日本の童謡・歌曲。

1963年（昭和38年）10月にNHK「みんなのうた」で放送された。

作曲者の小林秀雄（こばやし ひでお/1931-）は、数多くの合唱曲・歌曲を手がける作曲家。NHK全国学校音楽コンクールにおける課題曲も何度か担当している。

【YouTube】まっかな秋

歌詞

真っ赤だな　真っ赤だな
つたの葉っぱが真っ赤だな
もみじの葉っぱも真っ赤だな
沈む夕陽に照らされて
真っ赤なほっぺたの君と僕
真っ赤な秋に囲まれている

真っ赤だな　真っ赤だな
烏瓜って真っ赤だな
トンボの背中も真っ赤だな
夕焼け雲を指差して
真っ赤なほっぺたの君と僕
真っ赤な秋に呼びかけている

真っ赤だな　真っ赤だな
彼岸花って真っ赤だな
遠くの焚き火も真っ赤だな
お宮の鳥居をくぐりぬけ
真っ赤なほっぺたの君と僕
真っ赤な秋をたずねてまわる

真っ赤な秋に呼びかけている

バッハ 管弦楽組曲第3番 ガヴォットと『まっかな秋』

余談だが、童謡『まっかな秋』の冒頭「まっかだなー まっかだなー♪」の部分に似たメロディが、バッハ『管弦楽組曲第3番』の第3曲『ガヴォット』冒頭に出現するとのコメントをネット上で見かけることがある。

まあいわゆる他人の空似というか偶然の一致なのだが、実際に意識して聴いてみると、「これはもしかして…」と変に勘繰りたくなるようなインパクトがある。

こうしたクラシック音楽と日本の民謡・童謡などの偶然の一致・元ネタ関係については、こちらの特集ページ「元ネタ・原曲・似てる曲 そっくりメロディ研究室」で一通りまとめているので是非ともお立ち寄りいただきたい。

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