池の雨

ドイツ民謡・歌曲/ヤマハ音楽教室CM曲

『池の雨 Ein Männlein steht im Walde』は、ドイツ中西部ニーダーライン地方に伝わるメロディに、ホフマン・フォン・ファラースレーベンが歌詞を付けて1843年に発表したドイツ歌曲(民謡)。

歌詞はなぞかけ歌の形式で、森の中でマントや帽子をかぶって一人で立っているのは誰?と問いかける内容となっている。答えはキノコの類だろう。

ヤマハ音楽教室のCMソング「ドレミファソーラファミーレードー♪」や、同音楽教室「幼児科」の教材として使われたほか、2007年の映画『ハンニバル・ライジング(Hannibal Rising)』でも使用された。

【YouTube】ドイツ民謡 Ein Männlein steht im Walde

歌詞の意味・日本語訳(意訳)

Ein Männlein steht im Walde ganz still und stumm,
Es hat von lauter Purpur ein Mäntlein um.
Sagt, wer mag das Männlein sein,
Das da steht im Wald allein
Mit dem purpurroten Mäntelein.

赤いマントをまとって
森の中で一人静かに立っている
この小さい人は誰?

Das Männlein steht im Walde auf einem Bein
Und hat auf seinem Haupte schwarz Käpplein klein,
Sagt, wer mag das Männlein sein,
Das da steht im Wald allein
Mit dem kleinen schwarzen Käppelein?

黒い帽子をかぶって
森の中で一本足で立っている
この小さい人は誰?

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