Ein Männlein steht im Walde
池の雨

ドイツ民謡・歌曲/ヤマハ音楽教室CM曲

『池の雨 Ein Männlein steht im Walde』は、ドイツ中西部ニーダーライン地方に伝わるメロディーに、ホフマン・フォン・ファラースレーベンが歌詞を付けて1843年に発表したドイツ歌曲(民謡)。

歌詞はなぞかけ歌の形式で、森の中でマントや帽子をかぶって一人で立っているのは誰?と問いかける内容となっている。答えはキノコの類だろう。

ヤマハ音楽教室のCMソング「ドレミファソーラファミ、レ、ドー♪」や、同音楽教室「幼児科」の教材として使われたほか、2007年の映画『ハンニバル・ライジング(Hannibal Rising)』でも使用された。

作詞者ファラースレーベンの有名な曲は?

『池の雨』の作詞者ホフマン・フォン・ファラースレーベン(August Heinrich Hoffmann von Fallersleben/1798-1874)は、19世紀ドイツを代表する詩人であり、生涯で500曲以上の童謡や子供向けの歌を作詞している。

例えば、『ぶんぶんぶん ハチが飛ぶ』の歌い出しで日本でも有名なドイツの童謡『ぶんぶんぶん Summ, summ, summ, bienchen summ herum』の歌詞もホフマン作詞によるものであり、カッコウの鳴き声を模倣した童謡『かっこう Kuckuck, Kuckuck, ruft's aus dem Wald』も彼の作品として知られている。

ホフマンの作品は童謡にとどまらず、ドイツ連邦共和国国歌の歌詞として採用された賛歌『ドイツの歌 Deutschlandlied』の作者としても名声を得ており、国家的・政治的な内容の詩も多数残している。

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【試聴】ドイツ民謡 Ein Männlein steht im Walde

<歌詞(ドイツ語)・日本語訳(意訳)>

Ein Männlein steht im Walde ganz still und stumm,
Es hat von lauter Purpur ein Mäntlein um.
Sagt, wer mag das Männlein sein,
Das da steht im Wald allein
Mit dem purpurroten Mäntelein.

赤いマントをまとって
森の中で一人静かに立っている
この小さい人は誰?

Das Männlein steht im Walde auf einem Bein
Und hat auf seinem Haupte schwarz Käpplein klein,
Sagt, wer mag das Männlein sein,
Das da steht im Wald allein
Mit dem kleinen schwarzen Käppelein?

黒い帽子をかぶって
森の中で一本足で立っている
この小さい人は誰?