小鳥ならば

ドイツ民謡(歌曲)『Wenn ich ein Vöglein wär

『小鳥ならば Wenn ich ein Vöglein wär』は、古くから愛唱されているドイツ民謡、または民謡を元に作曲されたドイツ歌曲(諸説あり)。

歌詞では、「もし僕が小鳥だったら、君の元へ飛んで行けるのに」と、遠く離れた恋人への思いを募らせる男性の心境が描写されている。

日本では、『夜汽車』のタイトルで、1947年に小学校向けの音楽の教科書「四年生の音楽」に掲載された。歌い出しの歌詞は「いつもいつも とおる夜汽車」。

原曲である『小鳥ならば』と『夜汽車』の歌詞には関連性はないようだ。かろうじて「夜」という単語につながりを求められるが、内容的には全く別の曲。

【試聴】『小鳥ならば Wenn ich ein Vöglein wär』

歌詞(ドイツ語)・日本語訳(意訳)

Wenn ich ein Vöglein wär'
Und auch zwei Flüglein hätt',
Flög' ich zu dir.
Weil's aber nicht kann sein,
Weil's aber nicht kann sein,
Bleib' ich allhier.

もしも僕が小鳥ならば
そして一対の翼があれば
君の元へ飛んでいけるのに
でもそれは叶わぬこと
僕はここにひとり

Bin ich gleich weit von dir,
Bin ich doch im Traum bei dir
Und red' mit dir.
Wenn ich erwachen tu',
Wenn ich erwachen tu',
Bin ich allein.

遠く離れていても
夢の中では そばにいて
君と語らう
目が覚めれば
僕はひとり

Es vergeht kein' Stund' in der Nacht,
Dass nicht mein Herz erwacht
Und dein gedenkt,
Dass du mir viel tausendmal,
Dass du mir viel tausendmal,
Dein Herz geschenkt.

夜の時は過ぎず
心は夢から覚めぬ
思い起こすは
君の贈り給いし数多の心

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