ユーモレスク 第7番 変ト長調
Humoresky
ドヴォルザーク(Anton Dvorak(1893)

熱狂的な鉄道オタクだった?!汽車に揺られて思いついたユーモレスク

ヴァイオリン名曲集ア・ラ・カルト

 『ユーモレスク第7番』は、チェコの作曲家ドヴォルザーク(ドボルザーク)による1894年作曲のピアノ独奏曲『ユーモレスク (Humoresky) 作品101, B.187』全8曲の中の1曲。

 後に、オーストリア出身の世界的ヴァイオリニスト フリッツ・クライスラーFritz Kreisler/1875-1962)によってヴァイオリン独奏曲にアレンジされ、有名になった。

 ドヴォルザークは熱狂的な鉄道オタクとして有名。ユーモレスクの曲想も汽車に揺られながら思い付いたものだという。作曲の合間をぬって鉄道模型を作ったり、町の操車場に出かけ何時間も機関車を眺めていたりと、鉄道に対する思い入れは並々ならぬものだったようだ。

 こんなエピソードもあるという。ドヴォルザークは毎日同じ鉄道を利用しており、その列車が奏でる走行音を楽しんでいた。しかしある日、いつもと微妙に違う走行音が聞こえたため、ドヴォルザークが車掌にその旨を伝えたところ、車両から故障個所が見つかったという。彼が鉄道ファンであることと、音楽家としての鋭い聴力が列車事故を防いだのだ。本当ならば、すごい話だ。

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