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『マゼッパ (Mazeppa)』は、フランツ・リスト『超絶技巧練習曲 第2版』の第4曲。交響詩としても知られる。
原曲は、『24の大練習曲』(1838年頃)の1曲、練習曲ニ短調(作品1-4)。
ヴィクトル・ユゴーの叙事詩『マゼッパ』に感銘を受けて作曲したと言われ、1840年に改作した際に『マゼッパ』と題名が付けられた。
ちなみに、マゼッパとは、ロシア帝国の支配に対するウクライナ・コサック最後の大反乱を起こしたイヴァーン・マゼーパ(Ivan Mazepa/1639-1709)のこと。現代ではボフダン・フメリニツキーに次ぐウクライナ第二の英雄とされる。
『超絶技巧練習曲(Transcendental Etudes)』は、フランツ・リスト作曲による「ピアノのための12の練習曲」。
名前の通り、非常に高度な演奏技巧を要するが、決して何から何まで超絶技巧の会得を目的としたわけではない。
「transcendante」という言葉には宗教的な意味があり、「超越」、つまり肉体、精神、魂、これらの全てを超越するという意味合いがある。
初稿は、リストが15歳の1826年にフランスとドイツで出版された。10年後の1837年にはパリ、ミラノ、ウィーンにて第2稿『24の大練習曲 Op.6』(実際には12曲)が出版され、リストの師匠カール・ツェルニーに献呈された。
1840年には『マゼッパ』を改作。1852年に第3稿を出版した。今日もっとも頻繁に演奏されているのはこの第3稿である。
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