ヘンデルの有名な曲・代表曲 名曲解説と動画

ヘンデル(George Frideric Handel/1685-1759)

ドイツで生まれイギリスで活躍した作曲家ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル(George Frideric Handel/1685-1759)による有名なクラシック音楽の名曲解説・YouTube動画まとめ。

バロック音楽を代表するヘンデルはJ.S.バッハと同年代だが、二人は生涯一度も出会うことがなかったという。日本ではヘンデルを「音楽の母」と呼ぶことがある。

ヘンデル肖像画

ヘンデル以外の有名なクラシック音楽家の作品については、こちらのページ「有名なクラシック音楽の名曲・代表曲」で作曲家・ジャンル別まとめている。

曲目一覧

私を泣かせてください
オペラ「リナルド」第2幕に登場する有名なアリア。敵の魔術師に捕らわれた女性アルミレーナが恋人を想って自分の悲運を嘆くシーンで歌われる。
見よ、勇者は帰る
オラトリオ「ユダス・マカベウス」に登場するメロディーの一つ。表彰式のBGMとしても有名。
ハレルヤコーラス(メサイア第2部より)
オラトリオ「メサイア」は、バッハのマタイ受難曲、ヨハネ受難曲と並ぶヘンデルの宗教的作品。
オンブラ・マイ・フ(ラルゴ)
ヘンデル作曲のオペラ『セルセ』第1幕の中のアリア。ペルシャ王セルセ(クセルクセス1世)によって歌われる。
シバの女王の到着(入城) オラトリオ「ソロモン」より
ソロモンの知恵を試しに来たシバの女王の歓迎会
水上の音楽
ヘンデルが王との和解を図るため、1715年のテムズ川での王の舟遊びの際に演奏したという伝説が残されているが、真偽のほどは定かではない。
王宮の花火の音楽
オーストリア継承戦争で対フランス参戦し勝利したイギリスの祝賀曲
調子の良い鍛冶屋(愉快な鍛冶屋)
『ハープシコード組曲 第5番 ホ長調』HWV.430 の終曲「エアと変奏」。タイトルの由来については諸説ある。
サラバンド Sarabande
『ハープシコード組曲 第2集』の第4曲(HWV437)。スタンリー・キューブリック監督による1975年公開の映画『バリー・リンドン(Barry Lyndon)』サントラでも注目。
司祭ザドク Zadok the Priest
UEFAチャンピオンズリーグのテーマ曲『UEFAチャンピオンズリーグ賛歌』の原曲。『ジョージ2世の戴冠式アンセム』の第1曲。
メサイア 第3部
冒頭のメロディが日本の小中学校のチャイムのルーツ?

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ウェストミンスターの鐘
学校のチャイムの原曲として有名。ロンドンのウェストミンスター宮殿にある時計塔ビッグ・ベンの鐘の音。英語の歌詞と日本語訳も。
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