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| ラ・シルフィード 全2幕 |
『ラ・シルフィード』は、1832年にフランスで初演されたバレエ作品。全二幕。初演は1832年3月12日パリオペラ座。
初演当時の振付はマリー・タリオーニの父フィリッポ・タリオーニ。今日では、1836年にデンマーク王立バレエ団により上演されたブルノンヴィル版が広く知られている。
「ジゼル」「白鳥の湖」とともに三大バレエブラン(Ballet Blanc;白のバレエ)のひとつに数えられるロマンティックバレエの代表作。
森の妖精シルフィードを演じたイタリアのマリー・タリオーニは、この作品で自身の名を不朽のものとした。
柔らかいチュールを重ねた膝下丈のロマンティックチュチュを身に付け、ポワント(つま先立ち)の技術を駆使。妖精の叙情的で幻想的な世界を見事に表現し、当時のバレエ界にセンセーションを巻き起こした。
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スコットランドの農村、婚約者エフィとの結婚式を控えた村の男ジェイムズ。そこへ森の妖精シルフィードが現れ、魅惑的な踊りでジェイムズを魅了する。
親戚や友人たちが祝福に訪れるが、エフィを愛するグエンは彼女を諦められない。占い師マッジは、エフィに「幸福な結婚をするが相手はジェイムズではなくグエンである」と告げ、怒ったジェイムズによって追い出される。
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| ラ・シルフィードを演じるタリオーニ (出典:Wikipedia) |
村の人々が式の準備に出かけ、ジェイムズは一人になった。そこへ再びシルフィードが現れ、結婚を知ると嘆き悲しみながら愛を告白する。
やがて結婚式が行われるが、シルフィードが指輪を奪い去り、ジェイムズは彼女を追って森へ行く。
ジェイムズはシルフィードを追うが、妖精の体に触れることができない。想いが募ったジェイムズは、占い師マッジに頼み、肩にかけると飛べなくなるというショールをもらい受ける。しかしそれは呪いのショールだった。
そうとは知らず、ジェイムズはシルフィードの肩に呪いのショールをかけてしまう。シルフィードの背中の羽は落ち、もがき苦しみならがも、ジェイムズへの愛に後悔はないと告げ、シルフィードは力尽きた。
そこへエフィとグエンの結婚式の鐘が響き渡る。すべてを失ったジェイムズは嘆き、静かに息絶えたのだった。
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