瀕死の白鳥
The Dying Swan
ミハイル・フォーキン(Michel Fokine/1880-1942)

ロシアのバレリーナ アンナ・パヴロワのために振付けられたバレエ小品

瀕死の白鳥を踊るアンナ・パヴロワ
瀕死の白鳥を踊るアンナ・パヴロワ(出典:Wikipedia)

 『瀕死の白鳥』は、ロシアのミハイル・フォーキンが1905年にアンナ・パヴロワのために振り付けたバレエ小品。

 音楽は、フランスの作曲家サン=サーンスによる組曲動物の謝肉祭』の『白鳥』が用いられている。

 ミハイル・フォーキンは、サンクトペテルブルク出身のバレエダンサー・振付師。「レ・シルフィード」、「火の鳥」、「バラの精」、「ペトルーシュカ」といった傑作を生み出した。

バレリーナ アンナ・パヴロワとは?

 アンナ・パヴロワ(Anna Pavlova/1881-1931)は、20世紀初頭のロシアを代表するバレリーナ

 18歳で1899年にサンクトペテルブルクバレエ団(現マリインスキー・バレエ)に入団し、「ジゼル」のタイトルロールで大成功を収めた。

 ロシア革命の騒乱を逃れて1912年にイギリスのロンドンに移住。その後は自前のバレエ団を結成し、世界中で活躍した。

 ツアー中にオランダのデン・ハーグで胸膜炎のために急死。彼女の名を汚さぬよう、「瀕死の白鳥」は以後20年間、誰も踊ることがなかったという。

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