ショショローザ Shosholoza

南アフリカ民謡・伝承曲

『ショショローザ Shosholoza』は、南アフリカ共和国で愛唱されているアフリカ民謡・伝承曲。

南アフリカでは第2の国歌と呼べるほどに国民的な歌で、サッカーワールドカップなどの世界的なスポーツイベントで合唱されるほか、国際文化交流イベントなどでも披露される機会が多い。

2010年に南アフリカで開催されたFIFAワールドカップでは、大会オフィシャルソング『Waka Waka』を収めた公式コンピレーションアルバム(下ジャケット写真)の中に、この『ショショローザ Shosholoza』のアレンジ版が収録された(試聴あり)。

モーガン・フリーマンがネルソン・マンデラ役を演じた2009年のアメリカ映画「インビクタス/負けざる者たち」では、映画の舞台である南アフリカ共和国を象徴する曲として『ショショローザ Shosholoza』が効果的に用いられた。

南アフリカのドラケンスバーグ少年合唱団(Drakensberg Boys' Choir)の重要なレパートリーとしても知られ、YouTubeでも彼らによる『ショショローザ Shosholoza』のパフォーマンスが動画でアップされている(2015年6月現在)。

鉱山で働くヌデベレ族の労働歌

南アフリカは、ダイヤモンドや金を豊富に産出する世界有数の鉱物資源国。鉱山で働いて収入を得ようと、周辺地域から大勢の人々が汽車へ乗って出稼ぎに来ていた。

ジンバブエ周辺に住んでいたヌデベレ族(ンデベレ族/Ndebele)もこうした出稼ぎ組の一つで、彼らが鉱山で歌っていた歌が『ショショローザ Shosholoza』のルーツとなっているという。

『ショショローザ Shosholoza』の歌詞の内容は、ヌデベレ族の人々がジンバブエから汽車に乗って山々を越え南アフリカへ移動する様子(または帰る様子)を歌ったものと考えられている。

【試聴】The Drakensberg Boys Choir - Shosholoza

歌詞の一例・日本語訳(意訳)

Shosholoza
Kulezo ntaba
Stimela siphume South Africa
Kulezo ntaba
Stimela siphume South Africa
Wen' uyabaleka
Kulezo ntaba
Stimela siphume South Africa

前へ進め
山々を抜けて
南アフリカの汽車にのって
進み続ける
山々を抜けて
南アフリカの汽車にのって

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