ラ・パロマ La Paloma

キューバ民族舞曲・ラテン音楽

『ラ・パロマ La Paloma』は、19世紀スペインの音楽家イラディエルが作曲したキューバの民族舞曲(ハバネラ)・ラテン音楽

イラディエル(Sebastián Yradier/1809-1865)の楽曲は、スペイン国内のみならずアメリカ、メキシコでも大成功を収め、国際的なハバネラ・ブームに火を点けた。中でも、キューバ訪問後の1860年頃に作曲した『ラ・パロマ』がとりわけ名高い。

タイトルの「ラ・パロマ」とは、スペイン語で「鳩・ハト」を意味する。日本のガス器具メーカー「パロマ」の社名も同じ意味(平和の象徴として)。

ちなみに、フランスの作曲家ビゼーは、イラディエル作曲のハバネラ『El Arreglito』をスペインの民族音楽と誤解して、歌劇『カルメン』の有名なアリア「恋は野の鳥」に流用している。

写真は、キューバの首都ハバナにあるサンフランシスコ広場のハト。左側の建物はサンフランシスコ修道院で、この一角を含むハバナ旧市街と要塞群はキューバの世界遺産として登録されている。

【試聴】ラ・パロマ La Paloma

有名なラテン音楽 解説と試聴