ラ・バンバ(ソン・ハローチョ)
La Bamba (son jarocho)

メキシコ伝統音楽/結婚式のリボン・ダンス音楽

『ラ・バンバ La Bamba』は、ソン・ハローチョ(son jarocho)と呼ばれるメキシコ伝統音楽の一つ。

メキシコのベラクルスで300年以上昔から歌われていたとされ、特に結婚式で花嫁と花婿が赤いリボンを用いて踊るダンス音楽として演奏されていた。

写真:メキシコの結婚式で踊られるリボンダンス『ラ・バンバ La Bamba』

1958年にメキシコ系アメリカ人の歌手、リッチー・ヴァレンス(Ritchie Valens/1941- 959)にロック・カバーされて以来、『ラ・バンバ La Bamba』は世界中の数多くのアーティストたちがカバーしている。

特に有名なのが、リッチー・ヴァレンスの生涯を描いた映画「ラ★バンバ」主題歌としてロス・ロボスが歌ったロック・バージョン。アメリカのビルボードをはじめ、世界中の音楽チャートで1位を獲得した。

【試聴】La Bamba (Son Jarocho) - MEXICO

音楽教科書では『リボンのおどり』

『ラ・バンバ La Bamba』は、日本の小学校において音楽の授業で合奏曲として演奏されており、『リボンのおどり』という曲名で教科書に掲載されている(日本語歌詞:芙龍明子)。

メキシコの伝統的な結婚式を知らない人からみれば、『ラ・バンバ La Bamba』と『リボンのおどり』は無関係な曲名にも思えるが、上述のとおり、前者はかつて結婚式のダンス音楽であり、その際に赤いリボンを用いて踊っていたことから、『ラ・バンバ』を『リボンの踊り』と題することには合理性があるといえる。

【試聴】La Bamba (Son jarocho) Folk dance from Veracruz, Mexico

【試聴】Lovely Mexican Traditional Bowtie Dance

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