アブラハムの子 Father Abraham

アブラハムには七人の子 一人はノッポであとはチビ♪

「一人はノッポであとはチビ♪」でおなじみのレクリエーションソング『アブラハムの子』は、アメリカのサンデースクールやキャンプなどでよく歌われている『Father Abraham(ファーザー・アブラハム)』が原曲。

作詞者は、名古屋YMCAのレクリエーション・リーダーであった加藤孝広氏。「およげ!たいやきくん」、「ホネホネロック」で知られる子門真人(しもんまさと)の歌でCBSソニーからレコードも発売されている。

ちなみに、子門真人(しもんまさと)は熱心な聖公会のクリスチャンであり、芸名の子門(しもん)も自身のクリスチャン・ネームに由来している。

【YouTube】アブラハムの子 Father Abraham

歌詞の意味・日本語訳(意訳)

Father Abraham had seven sons,
had seven sons, had Father Abraham
and they never laughed,
and they never cried,
all they did was go like this

父なるアブラハムには七人の子供
一度も笑わず 一度も泣かなかった
みんなこうして踊ってた

With the right arm and the left arm
and the right leg and the left leg.
Now a wiggle and a bow. Sit Down!

右手、左手、右足、左足、お尻振って、頭振って、座る!

歌詞その2

Father Abraham, had many sons;
Many sons had father Abraham,
And I am one of them,
And so are you,
So let's just praise the Lord, Right arm

父なるアブラハムは子だくさん
僕はその一人 君もその一人
さあ主を讃えよう

どうやって踊るの?

日本語版での踊り方は、 一番から七番まで同じ歌詞を繰り返し、一番の最後では右手を上げ、二番の最後では右手と左手を上げ、三番の最後では右手、左手に加えて右足を動かし・・・という風に体の一部分ずつ動きが加わっていき、左足、頭、お尻、回って、最後に「おしまい!」で締めくくる。

英語版での踊り方もこれとほとんど同じだが、「頭」の部分であごを上下に振ったり、おなかを突き出してみたりとバリエーションがいくつか存在する。最後の「おしまい!」の部分も「座る(SIT DOWN)」動作で締めくくる。

アブラハムって誰だっけ?

ちなみに、アブラハム は、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教を信じるいわゆる聖典の民の始祖。ノアの洪水後、神による人類救済の出発点として選ばれ祝福された最初の預言者。「信仰の父」とも呼ばれる。

ユダヤ教、キリスト教、イスラム教を信じるいわゆる聖典の民は、いずれも彼を唯一神が人類救済のために選んだ預言者として篤く尊敬し、祝福する傾向が強い。そのため、これらの宗教は「アブラハムの宗教」とも呼ばれる。

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