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| ハローバイバイ・関暁夫の都市伝説―信じるか信じないかはあなた次第 |
この「番外編」では、グリーングリーンに関する「都市伝説」について、少しコメントしてみたいと思う。
日本語版の『グリーングリーン』の歌詞をよく見ると、「ある日パパは出かけた遠い旅路へ」「二度と帰ってこないと僕にも分かった」など、解釈の仕方によってはちょっと不気味に響く部分がある。
この点について、ウィキペディアなどを見ると、「病死した」、「南北戦争に出兵した」、「ベトナム戦争に出兵した」、「無実の罪で処刑された」などの「都市伝説」的解釈が存在するようだ。
どの解釈が一番近いかを考えるにあたり、日本語の歌詞を作詞したのは片岡氏なのだから、片岡氏が考えそうな歌の情景を想像してみるのが一つの方法だろう。
先にも述べたが、作詞者の片岡氏は、1933年に中国の大連に生まれ、少年期を北京で過ごしている。1933年頃の中国といえば、満州事変(1931年)、盧溝橋事件(1937年)など、日中戦争真っ只中の時期だ。
戦場となった中国で幼少期を過ごした片岡氏にとっては、「戦争」というテーマが人生の中で大きな位置を占めているはずであり、成人後の創作活動においても、そのテーマが何らかの形で影を落としていると考えられる。
おそらく、日本語版の『グリーングリーン』における「パパ」は、何らかの戦いに召集されて、そして命を落とすであろう父親の姿が投射されたものであると考えられる。
これが具体的に片岡氏の父親なのかどうか、何の戦争か特定する意義はあまりないだろう。あくまでも片岡氏が過ごした時代における父と子の悲しい定めが、『グリーングリーン』の歌詞の中にひっそりと静かに流れているのではないか。
信じるか信じないかはあなた次第・・・
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