弦楽セレナード(セレナーデ)

チャイコフスキー(Pyotr Ilyich Tchaikovsky/1840-1893)

『弦楽セレナード(セレナーデ)ハ長調』は、ロシアの作曲家チャイコフスキーによる1880年の作品。

4楽章から構成される弦楽オーケストラのための楽曲で、チャイコフスキーを代表する作品として広く親しまれている。

モーツァルトへの敬愛から書かれた作品と言われ、チャイコフスキーらしい叙情的で流麗かつメランコリックな旋律が印象的な名曲。

NHK教育テレビN響アワーのテーマ曲にも

第1楽章の序章のメロディは、N響アワーのテーマ曲や、(株)スタッフサービスのテレビCMに使用されたことでも有名。

N響アワーは、NHK教育テレビのクラシック音楽専門番組。原則としてNHK交響楽団の演奏を放送するため、オーケストラ専門の音楽番組でもある。

過去のテーマ曲としては、ベートーヴェン:交響曲第6番『田園』第1楽章、ベルリオーズ『幻想交響曲』第2楽章、ホルスト組曲『惑星』より『木星』などがある。

【YouTube】弦楽セレナード(セレナーデ)

関連ページ

チャイコフスキーの有名な曲・代表曲
『くるみ割り人形』、『ピアノ協奏曲第1番』、『ヴァイオリン協奏曲』など、ロシアの作曲家チャイコフスキーの有名な曲・代表曲の解説と視聴
有名なロシア民謡・歌曲
「カチューシャ」、「トロイカ」、「カリンカ」など、有名なロシア民謡・歌曲の解説と視聴、歌詞・日本語訳